株式会社ビックカメラは、「ビックカメラ」「コジマ」「ソフマップ」などのブランドを展開する家電量販店大手です。主な事業は、カメラ、パソコン、テレビ、家電製品、携帯電話等の物品販売を行う「物品販売事業」であり、全国に203店舗(2025年8月末時点)を展開しています。また、子会社の日本BS放送による「BSデジタル放送事業」も手掛けています。競合環境は、他の家電量販大手やECプラットフォームとの価格競争に加え、訪日客需要(インバウンド)の取り込みやリユース市場での競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-19 提出)収益性
営業利益率
3.1%
≧10%が優良
ROA
6.2%
≧5%が優良
ROE
8.6%
≧10%が優良
ROIC
6.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
24.1%
≧10%が優良
EPS成長率
25.6%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年8月期は売上高・各利益ともに過去最高を更新。スマートフォンやエアコン等の好調により、ROEは10.9%へと向上した。
- 中期経営計画「Vision 2029」を策定し、2029年8月期に売上高1.1兆円、営業利益400億円を目指す成長戦略を明確化した。
- 配当性向40%方針に基づき、年間配当を前期の33円から41円へ大幅増配。TDモバイルの吸収合併による通信事業の構造改革も進む。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-10 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 74.0億円 / 予想: 305.0億円
+66.2%
売上高
実績: 2386.9億円 / 予想: 1.0兆円
+6.5%
2Q
営業利益
実績: 187.3億円 / 予想: 344.0億円
+25.6%
売上高
実績: 5084.3億円 / 予想: 1.0兆円
+6.0%
3行解説
- 2026年8月期中間連結業績は、売上高・各段階利益のすべてにおいて中間期としての過去最高を更新し、大幅な増益を達成した。
- インバウンド消費が極めて好調に推移し、免税売上高が過去最高を記録したほか、カメラやゲーム、スマートフォン等の高単価・高付加価値商品の販売が伸長した。
- 業績の好調を受け、通期の連結業績予想および配当予想(年間41円から43円へ)を上方修正し、強気の姿勢を示している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年8月期 第2四半期 | +25.6% | -3.1% | -5.8% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年8月期 第1四半期 | +66.2% | +2.1% | +2.9% | -3.2% | -0.3% |
| 2025-10-10 | 2025年8月期 通期 | +24.1% | -3.3% | -3.7% | -7.6% | -9.8% |
| 2025-07-11 | 2025年8月期 第3四半期 | +27.7% | -5.9% | -6.5% | -13.6% | -14.9% |
| 2025-04-11 | 2025年8月期 第2四半期 | +53.5% | +1.4% | -2.1% | -3.4% | -8.5% |
| 2025-01-14 | 2025年8月期 第1四半期 | +75.9% | +2.0% | -4.3% | -4.8% | -10.0% |
有価証券報告書
2025-11-19 有価証券報告書-第45期(2024/09/01-2025/08/31)