株式会社ジェリービーンズグループは、長年展開してきた婦人靴ブランド「JELLY BEANS」を核とするライフスタイル事業を中心に、近年、積極的なM&Aを通じて多角化した事業ポートフォリオを持つ持株会社です。かつては卸売と実店舗小売が主軸でしたが、不採算店舗からの撤退を完了し、現在はEC販売および他社へのブランドライセンス供与(D2C)へとモデルを転換しています。
現在の収益構造は、従来の靴事業に加え、M&Aで取得したアイスクリーム卸売(株式会社Gold Star)が売上高の約7割以上を占める最大の稼ぎ頭となっています。その他、系統用蓄電池システムなどのサステナブル事業、web3やファンクラブ運営などのエンターテインメント事業、物流受託など、多岐にわたる分野で収益源の構築を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-23 提出)収益性
営業利益率
-0.9%
≧10%が優良
ROA
-0.9%
≧5%が優良
ROE
-9.4%
≧10%が優良
ROIC
-0.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
331.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 10期連続の純損失を背景に、靴単一事業からアイスクリーム卸、蓄電池、エンタメ、エッジAIなどへ急激な多角化を推進する事業再生フェーズにある。
- 従来の自社製造・店舗販売モデルから脱却し、蓄積したブランド力やEC知見を活かしたライセンスビジネス(D2C)および新領域への資本投下に特化。
- 資金調達を新株予約権等の直接金融に依存しており、M&Aによる「成長エンジンの外部調達」と財務基盤の安定化を同時に進める高リスク・高リターンの構造。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.1億円 / 予想: -3.5億円
+9.8%
売上高
実績: 2.3億円 / 予想: 12.0億円
-5.0%
2Q
営業利益
実績: -1.7億円 / 予想: -1.0億円
+14.2%
売上高
実績: 8.6億円 / 予想: 22.2億円
+82.1%
3Q
営業利益
実績: -1.2億円 / 予想: -0.9億円
+64.2%
売上高
実績: 13.3億円 / 予想: 25.0億円
+111.8%
通期
営業利益
実績: -0.6億円 / 予想: 未開示
+88.6%
売上高
実績: 35.9億円 / 予想: 未開示
+332.1%
3行解説
- 劇的な業績拡大と赤字縮小: 新規子会社10社の連結化により売上高が前年比4.3倍の35.91億円と急拡大し、各段階利益も前年から大幅に改善。
- 財務基盤の劇的改善と上場維持基準への適合: 大規模な増資により自己資本比率が27.1%から71.4%へ急上昇。課題だった時価総額も基準を大幅に上回り、上場廃止リスクを回避。
- 黒字化への転換シナリオ: 次期(2027年1月期)は売上高57.4億円、営業利益3.04億円と、長年の赤字経営からの脱却と営業黒字化を公式に予想。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-13 | 2026年1月期 通期 | +88.6% | +0.6% | -15.5% | — | — |
| 2025-12-11 | 2026年1月期 第3四半期 | +64.2% | +0.9% | -6.6% | +0.1% | +4.8% |
| 2025-09-11 | 2026年1月期 第2四半期 | +14.2% | -1.0% | -18.0% | -29.3% | -39.0% |
| 2025-06-12 | 2026年1月期 第1四半期 | +9.8% | +29.0% | +49.6% | +78.5% | +62.4% |
| 2025-03-13 | 2025年1月期 通期 | +9.4% | -2.8% | -5.8% | -3.1% | +50.9% |
有価証券報告書
2026-04-23 有価証券報告書-第36期(2025/02/01-2026/01/31)
2025-04-24 有価証券報告書-第35期(2024/02/01-2025/01/31)