株式会社ストリームは、家電・パソコンを主軸としたインターネット通販事業(EC事業)を中核とする企業です。「ecカレント」「イーベスト」「特価COM」といった複数の自社ECサイトおよび外部モールを展開しています。ビジネスモデルは、仕入れた商品を消費者に直接販売する小売型ECですが、子会社を通じた化粧品・健康食品の販売(ビューティー&ヘルスケア事業)や、EC運営のノウハウを外販する物流受託(3PL事業)も手掛けています。収益の柱は家電販売の粗利ですが、近年は物流やコールセンターの内製化によるコスト構造の改善を推進しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-22 提出)収益性
営業利益率
0.9%
≧10%が優良
ROA
4.3%
≧5%が優良
ROE
5.1%
≧10%が優良
ROIC
5.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
8.1%
≧10%が優良
EPS成長率
3533.3%
≧10%が優良
3行解説
- ヤマダホールディングス傘下のヤマダデンキに仕入れの9割超を依存する特異な供給構造を持ち、高い価格競争力を維持している。
- 従来の「安売り」中心のECから、物流・サポートの内製化によるコスト削減と、3PL事業への横展開による収益源の多角化へ舵を切っている。
- 生成AIの導入やコールセンターの内製化など、テクノロジーとオペレーションの両面で「ローコスト・オペレーション」を徹底追求する経営姿勢が鮮明である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-13 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.3億円 / 予想: 3.1億円
+450.0%
売上高
実績: 78.6億円 / 予想: 315.5億円
+8.9%
2Q
営業利益
実績: 0.7億円 / 予想: 2.2億円
+19.3%
売上高
実績: 162.9億円 / 予想: 319.4億円
+9.0%
3Q
営業利益
実績: 0.9億円 / 予想: 2.2億円
+19.5%
売上高
実績: 240.2億円 / 予想: 319.4億円
+9.8%
通期
営業利益
実績: 2.8億円 / 予想: 未開示
+8.1%
売上高
実績: 327.7億円 / 予想: 未開示
+8.2%
3行解説
- 大幅な最終増益と収益構造の改善: 2026年1月期の親会社株主に帰属する当期純利益は1.5億円(前年同期は0.04億円)と大幅に回復。コールセンターの内製化によりコストを従来比50%以下に削減するなど、効率化が奏功。
- 主力EC事業の堅調な推移: 19.0%増となったパソコンや18.0%増の周辺機器・デジカメが牽引。生成AIを活用した「AIチャット」の導入や、東京都の「東京ゼロエミポイント」制度変更に伴う省エネ家電の買い替え需要を的確に捉えた。
- 次期も増収増益を維持する保守的見通し: 2027年1月期は売上高3.4%増、営業利益4.3%増を計画。配当は年間3円を維持し、安定成長を継続する方針。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-13 | 2026年1月期 通期 | +8.1% | +0.6% | +0.9% | — | — |
| 2025-12-08 | 2026年1月期 第3四半期 | +19.5% | +1.2% | +0.8% | +2.2% | -10.0% |
| 2025-09-08 | 2026年1月期 第2四半期 | +19.3% | -6.1% | -8.0% | -9.3% | -16.4% |
| 2025-06-09 | 2026年1月期 第1四半期 | +450.0% | +2.1% | -2.1% | -1.2% | -8.3% |
| 2025-03-14 | 2025年1月期 通期 | +42.9% | -3.6% | -5.9% | +2.9% | +10.9% |
有価証券報告書
2026-04-22 有価証券報告書-第27期(2025/02/01-2026/01/31)
2025-04-30 有価証券報告書-第26期(2024/02/01-2025/01/31)