日清紡ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 前期の巨額赤字からV字回復: TMDグループ(ブレーキ事業)売却に伴う減損損失(約297億円)がなくなり、親会社株主に帰属する当期純利益は102億円(前年は200億円の赤字)と大幅な黒字転換を達成。
  • 無線・通信事業が新たな柱に: 旧日立国際電気グループの連結化効果により、同セグメントの売上高が前年比48.4%増の2,345億円と急成長し、利益面でも全社の屋台骨として機能。
  • 株主還元と資本効率への注力: 2025年12月期の増益予想に加え、上限13億円(130万株)の自己株式取得を閣議決定。不透明な市況下でも株主還元を維持・強化する姿勢を明確にした。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 4,947億円(前年同期比8.6%減)
  • 営業利益: 165億円(同33.1%増)
  • 経常利益: 244億円(同54.6%増)
  • 当期純利益: 102億円(前期は200億円の赤字から黒字転換)
  • 進捗と勢い: 2024年度通期実績は、期初計画を売上・利益ともに下回って着地(p.8参照)。ブレーキ事業の売却による減収を、無線・通信の成長や不動産の大型案件で補いきれなかった。ただし、利益率は営業利益率3.4%(前年2.3%)へ改善しており、不採算事業の切り離しによる「稼ぐ力」の回復に勢いが見られる。

3. セグメント別のモメンタム

  • 勢い(無線・通信): 売上高2,345億円(48.4%増)。旧日立国際電気の連結化に加え、マリンシステム事業も好調。セグメント利益は75億円(59.7%増)と絶好調。

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進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 4947.5億円 -8.6% 5412.1億円
営業利益 165.8億円 +33.1% 124.5億円
経常利益 244.0億円 +54.6% 157.8億円
当期純利益(親会社帰属) 102.8億円 -200.4億円
包括利益 258.2億円 -65.2億円
1株当たり当期純利益 65.4円 -127.61円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 6799.6億円 6750.4億円
純資産 2974.5億円 2774.6億円
自己資本比率 39.6% 37.1%
自己資本 2694.5億円 2506.0億円
1株当たり純資産 1,714.44円 1,595円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 4.0% -7.8%
ROA(総資産経常利益率) 3.6% 2.4%
売上高営業利益率 3.4% 2.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 283.7億円 235.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -208.6億円 -465.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -87.5億円 253.9億円
期末現金及び現金同等物残高 504.1億円 499.2億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 5060.0億円 +2.3%
営業利益 197.0億円 +18.8%
経常利益 216.0億円 -11.5%
当期純利益 183.0億円 +78.1%
1株当たり当期純利益 117.33円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 18円 18円
期末 18円 18円
配当性向:当期 55.0% / 前期 — 純資産配当率:当期 2.2% / 前期 2.2%