日清紡ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-12 第2四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 営業利益が前年同期比174.2%増の184億円と急拡大。防衛・商船向け無線事業と不動産売却が業績を強力に牽引。
  • マイクロデバイス事業が車載・EV向けの在庫調整影響で42億円の赤字を計上し、セグメント間で明暗が分かれた。
  • 無線事業の構造改革費用や化学品事業の減損など「負の遺産」の処理を今期に集中させる方針で、足元の利益進捗は極めて高い。

2. 直近の業績と進捗率

2025年12月期第2四半期(累計)の着地は以下の通りです。

  • 売上高: 2,547億円(前年同期比+6.1%)
  • 営業利益: 184億円(同+174.2%)
  • 経常利益: 190億円(同+71.5%)
  • 親会社株主に帰属する中間純利益: 115億円(同+28.7%)

【通期計画に対する進捗率】

  • 売上高: 50.3%(前年同期 47.4%)
  • 営業利益: 93.5%(前年同期 34.1%)
  • 当期純利益: 104.5%(前年同期 81.2%)

進捗率は例年に比べ異常に高い水準です。特に営業利益は通期計画(197億円)の9割以上に達しており、見かけ上は大幅な上振れ圏内ですが、下半期に無線事業の構造改革費用(日本無線等の早期退職優遇制度)や特別損失の計上を織り込んでいるため、会社側は通期予想を据え置いています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 無線・通信(勢い:強): 売上高1,261億円(+6.9%)、営業利益103億円(+79.1%)。防衛省向けの受注増や商船向け換装需要が非常に強く、利益の柱となっています。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-01 〜 2025-06

項目 当期 前年比 前年同期 2024-01 〜 2024-06
売上高 2547.2億円 +6.1% 2400.2億円
営業利益 184.2億円 +174.2% 67.2億円
経常利益 190.2億円 +71.5% 110.9億円
当期純利益(親会社帰属) 115.0億円 +28.7% 89.4億円
包括利益 2.7億円 -98.9% 258.8億円
1株当たり当期純利益 73.53円 56.87円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-06末 2024-12末
総資産 6218.9億円 6801.1億円
純資産 2944.6億円 2977.8億円
自己資本比率 42.9% 39.7%
自己資本 2668.7億円 2697.9億円

通期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 5060.0億円 +2.3%
営業利益 197.0億円 +18.8%
経常利益 216.0億円 -11.5%
当期純利益 110.0億円 +7.0%
1株当たり当期純利益 70.38円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 18円 18円
期末 18円 18円 予想
年間合計 36円 36円 予想