富士山マガジンサービス 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 減収減益での着地も、次期は2桁増益への反転を予想: 2024年12月期は雑誌市場の縮小やM&A関連費用で苦戦したが、2025年12月期は営業利益13.6%増の3.50億円、配当も5円増配の21円と強気な見通し。
  • 「第2の矢(デジタル)」が売上の38%に成長: 電通との合弁「magaport」を軸にしたデジタル雑誌取次が成長し、紙の雑誌の衰退を補う第2の柱として完全に定着。
  • 「EdTech」への本格参入で事業ポートフォリオを転換: 学習塾運営会社の買収により「Fujisan Academia」ブランドを始動。雑誌販売から教育・自己研鑽領域への多角化を鮮明にした。

2. 直近の業績と進捗率

2024年12月期の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 56.18億円(前期比2.6%減)
  • 営業利益: 3.08億円(同13.9%減)
  • 経常利益: 2.98億円(同16.2%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1.71億円(同23.3%減)

【進捗率と勢いの変化】 通期計画(2024年8月修正値:売上56.34億円、営業益3.03億円)に対して、利益面ではほぼ計画通り(営業利益進捗率101%)の着地となりました。前年同期比では、売上高・利益ともにマイナス成長が続いており、紙媒体の市場縮小(推定販売実績6.8%減、返品率43.8%への悪化)という強い逆風にさらされています。ただし、次期予想では増収増益に転じる計画であり、足元は底打ちから反転を狙うフェーズにあります。

3. セグメント別のモメンタム

単一セグメントですが、戦略別の動向は以下の通りです。

  • 「第1の矢(紙媒体)」【減速】: 新規獲得コストの効率化を優先した結果、新規購読者獲得は鈍化。物流コスト(賃料増や送料増)の増大が利益を圧迫しています。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 56.2億円 -2.6% 57.7億円
営業利益 3.1億円 -13.9% 3.6億円
経常利益 3.0億円 -16.2% 3.5億円
当期純利益(親会社帰属) 1.7億円 -23.3% 2.2億円
包括利益 1.9億円 -19.7% 2.4億円
1株当たり当期純利益 52.07円 69.88円
希薄化後1株当たり純利益 51.89円 68.1円

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 58.8億円 58.2億円
純資産 25.1億円 23.5億円
自己資本比率 40.6% 38.6%
自己資本 23.9億円 22.5億円
1株当たり純資産 722.34円 695.94円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 7.4% 10.3%
ROA(総資産経常利益率) 5.1% 6.2%
売上高営業利益率 5.5% 6.2%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 2.8億円 4.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1.6億円 -3.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -33,000,000円 -46,000,000円
期末現金及び現金同等物残高 32.0億円 31.1億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 58.4億円 +3.8%
営業利益 3.5億円 +13.6%
経常利益 3.5億円 +17.4%
当期純利益 2.3億円 +34.5%
1株当たり当期純利益 69.65円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 16円 16円
配当性向:当期 30.7% / 前期 22.9% 純資産配当率:当期 2.3% / 前期 2.4%