短信要約
1. 要点(3行)
- 主力のファスニング事業は減収増益で底堅い: 4月の価格改定に伴う駆け込み需要の反動減があったものの、価格転嫁が進みセグメント利益は前年同期比11.3%増と収益性が向上した。
- 機能材事業の苦戦が重石: 電子基板や包装・物流機器関連の販売が大きく落ち込み、前年同期の黒字から22百万円のセグメント損失に転落。連結業績の下押し要因となった。
- 通期計画に対し利益進捗はスロー: 営業利益は前年同期比10.8%減となり、大幅な増益を見込む通期計画に対する進捗率は16.9%に留まった。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 48.71億円(前年同期比2.4%減)
- 営業利益: 2.79億円(同10.8%減)
- 経常利益: 2.79億円(同11.4%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1.86億円(同16.4%減)
通期計画に対する進捗率と勢い: 通期予想(営業利益16.50億円、前年比28.7%増)に対する**進捗率は、売上高22.1%、営業利益16.9%**となりました。前年同期の営業利益進捗率(前期実績ベースで推計すると24%超)と比較して、今期は利益面での立ち上がりが鈍い印象です。通期での大幅増益達成には、第2四半期以降の更なる加速が不可欠です。
3. セグメント別のモメンタム
- ファスニング事業【勢い:維持】: 売上高38.65億円(0.9%減)、セグメント利益5.25億円(11.3%増)。4月の価格改定前の駆け込み需要(3月)の反動で販売数量は一時的に減少しましたが、価格改定の効果で利益率は改善しています。建設市場の「2024年問題」による工期遅延の影響はあるものの、インフラ整備需要が下支えしています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 48.7億円 | -2.4% | 49.9億円 |
| 営業利益 | 2.8億円 | -10.8% | 3.1億円 |
| 経常利益 | 2.8億円 | -11.4% | 3.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 1.9億円 | -16.4% | 2.2億円 |
| 包括利益 | 23,000,000円 | -94.7% | 4.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 23.63円 | — | 28.27円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 23.45円 | — | 28.22円 |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 264.5億円 | 265.6億円 |
| 純資産 | 184.8億円 | 187.6億円 |
| 自己資本比率 | 68.5% | 69.3% |
| 自己資本 | 181.3億円 | 183.9億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 220.0億円 | +3.5% |
| 営業利益 | 16.5億円 | +28.7% |
| 経常利益 | 16.6億円 | +27.2% |
| 当期純利益 | 11.6億円 | +3.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 146.69円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 予想 |
| 期末 | 38円 | 42円 予想 |
| 年間合計 | 38円 | 42円 予想 |