バロックジャパンリミテッド 四半期進捗

決算短信(2025-02 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 国内不振と中国リスクの表面化: 国内事業のコスト増による営業利益58.4%減に加え、中国合弁事業における持分法投資損失24.3億円の計上が響き、25.7億円の最終赤字に転落。
  • 中国事業の抜本的構造改革: 採算が悪化していた中国子会社の株式譲渡(2025年4月実行予定)を決定。巨額損失を伴う「負の遺産の切り離し」により、来期の不確実性を排除。
  • 次期の大幅V字回復予想: 中国撤退による損失消滅と国内の不採算店整理により、2026年2月期の営業利益は前期比174.1%増の22.2億円と大幅な回復を見込む。

2. 直近の業績と進捗率

2025年2月期通期の着地は以下の通りです。

  • 売上高: 581.80億円(前期比3.5%減)
  • 営業利益: 8.12億円(前期比58.4%減)
  • 経常損失: 16.83億円(前期は20.22億円の黒字)
  • 親会社株主に帰属する当期純損失: 25.75億円(前期は9.45億円の黒字)

進捗と勢いの変化: 本決算のため、前年同期比での勢いを確認すると、期初予想を大きく下回る「大幅な減速」です。特に国内の仕入原価上昇を価格転嫁で吸収しきれず、売上総利益が前年比4.2%減少。さらに中国事業での一過性の巨額損失が加わり、利益面では極めて厳しい着地となりました。

3. セグメント別のモメンタム

  • 国内事業(減速): EC売上は前期比102.3%と堅調でしたが、店舗売上が同96.0%と苦戦。不採算ブランドの整理や店舗スクラップを断行した結果、売上高は減少。原価高騰による利益率の低下が顕著です。

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進捗詳細

今期実績

2024-03 〜 2025-02

項目 当期 前年比 前年同期 2023-03 〜 2024-02
売上高 581.8億円 -3.5% 602.9億円
営業利益 8.1億円 -58.4% 19.5億円
経常利益 -16.8億円 20.2億円
当期純利益(親会社帰属) -25.8億円 9.4億円
包括利益 -19.9億円 14.8億円
1株当たり当期純利益 -71.58円 26.24円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-02末 2024-02末
総資産 340.5億円 372.6億円
純資産 188.0億円 222.0億円
自己資本比率 45.9% 51.8%
自己資本 156.3億円 193.0億円
1株当たり純資産 434.58円 535.8円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -14.7% 4.9%
ROA(総資産経常利益率) -4.7% 5.4%
売上高営業利益率 1.4% 3.2%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 22.0億円 15.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -18.0億円 -28.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -14.4億円 -14.3億円
期末現金及び現金同等物残高 113.0億円 121.8億円

来期予想

2025-03 〜 2026-02

項目 予想 前年比(予想)
売上高 576.0億円 -1.0%
営業利益 22.3億円 +174.1%
経常利益 21.4億円
当期純利益 13.4億円
1株当たり当期純利益 37.22円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 38円 38円
配当性向:当期 — / 前期 144.8% 純資産配当率:当期 7.8% / 前期 7.1%