株式会社自重堂(JICHODO)は、広島県福山市に本社を置くワーキングウエア、医療用白衣、セーフティスニーカー等の企画・製造・販売を行うアパレルメーカーです。
- 主要製品: ワークウエア(「空調服」、電熱ギア「FEVER GEAR ADVANCE」)、医療用白衣、学生服、メンズウエア。
- 競合環境: 円安や原材料高騰によるコスト増、および地政学リスクの長期化により、厳しい経営環境にあります。また、業界全体で値上げが進む中、同社は販売価格を据え置く戦略をとっています。
- 主要顧客: 全国の販売代理店を経由し、実需家(企業・ユーザー)へ販売。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-29 提出)収益性
営業利益率
9.7%
≧10%が優良
ROA
3.5%
≧5%が優良
ROE
3.0%
≧10%が優良
ROIC
2.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-11.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-44.6%
≧10%が優良
EPS成長率
-44.0%
≧10%が優良
3行解説
- 素材の海外手配への切り替え失敗に伴う欠品・納期遅延が響き、売上高は149.36億円(前期比11.4%減)、営業利益は14.46億円(同44.6%減)と大幅な減収減益。
- 自己資本比率90.9%という極めて強固な財務基盤を維持しつつ、配当額を前期の500円から600円へ増配(配当性向169.4%)し、株主還元を一段と強化。
- 課題であった棚卸資産の圧縮が進む一方、生産体制の再整備による「機会損失の低減」が業績回復の絶対条件となっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-05-13 15:35 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 4.6億円 / 予想: 18.0億円
+2.0%
売上高
実績: 34.3億円 / 予想: 160.0億円
-2.6%
2Q
営業利益
実績: 9.9億円 / 予想: 18.0億円
+11.3%
売上高
実績: 68.1億円 / 予想: 160.0億円
-10.3%
3Q
営業利益
実績: 13.2億円 / 予想: 18.0億円
+4.7%
売上高
実績: 96.9億円 / 予想: 160.0億円
-9.3%
3行解説
- 売上高は顧客の経費節約意識の高まりや欠品による機会損失で前年同期比9.2%減となる一方、販管費の抑制により営業利益は4.7%増を確保。
- 為替予約取引に係るデリバティブ評価益1.57億円の計上などにより、経常利益は前年同期比23.6%増と大幅な増益を達成。
- 通期計画に対し、経常利益(進捗率90.8%)や純利益(同87.5%)は高水準で推移しているが、売上高(同60.6%)は計画達成に向けた第4四半期の積み上げが課題。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年6月期 第3四半期 | +4.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年6月期 第2四半期 | +11.3% | +1.9% | +4.7% | +3.9% | — |
| 2025-11-10 | 2026年6月期 第1四半期 | +2.0% | -0.5% | -1.6% | -0.3% | -1.6% |
| 2025-08-08 | 2025年6月期 通期 | -44.6% | -1.0% | -4.3% | -7.4% | -11.7% |
| 2025-05-09 | 2025年6月期 第3四半期 | -37.0% | -1.0% | -1.0% | +7.9% | -7.1% |
| 2025-02-14 | 2025年6月期 第2四半期 | -46.1% | -0.8% | -0.2% | +1.8% | +7.9% |
有価証券報告書
2025-09-29 有価証券報告書-第65期(2024/07/01-2025/06/30)