株式会社ワールドは、婦人・紳士・子供服の企画・販売を行う「ブランド事業」を核に、EC・ITソリューションを提供する「デジタル事業」、生産・調達・空間創造を外部に開放する「プラットフォーム事業」を展開する総合アパレルグループです。独自の垂直統合型ビジネスモデル「SPARCS」を軸に、小売から生産までを一貫させることでロスを最小化する体制を構築しています。主要顧客は一般消費者(B2C)に加え、近年はB2B外販の拡大により、他社アパレル企業やホテル・飲食店等の法人顧客も増加しています。競合環境としては、ファストファッションの台頭やデジタル化の進展により、異業種を含めた競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-26 提出)収益性
営業利益率
7.4%
≧10%が優良
ROA
6.5%
≧5%が優良
ROE
13.6%
≧10%が優良
ROIC
6.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
11.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
39.9%
≧10%が優良
EPS成長率
70.3%
≧10%が優良
3行解説
- 永久劣後特約付ローンの前倒し全額返済(100億円)により、MBO以来の課題であった財務体質の健全化に一定の目処が立った。
- 三菱商事ファッション(現エムシーファッション)を93.2億円で買収し、負ののれん発生益49.1億円を計上するなど、B2B外販の強化を鮮明にした。
- 配当性向を段階的に40%まで引き上げる新方針を発表し、1株当たり配当を前期の56円から80円へ大幅増配(記念配当除く実質ベースでも大幅増)とした。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-03 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 70.1億円 / 予想: 195.0億円
+5.5%
売上高
実績: 700.1億円 / 予想: 3000.0億円
+19.9%
2Q
営業利益
実績: 93.2億円 / 予想: 195.0億円
+18.1%
売上高
実績: 1369.2億円 / 予想: 3000.0億円
+24.3%
3Q
営業利益
実績: 158.9億円 / 予想: 195.0億円
+11.3%
売上高
実績: 2079.4億円 / 予想: 3000.0億円
+24.5%
通期
営業利益
実績: 160.3億円 / 予想: 未開示
-4.2%
売上高
実績: 2840.1億円 / 予想: 未開示
+25.9%
3行解説
- 2026年2月期は売上収益2,840億円(前年比25.9%増)と大幅増収を達成したが、第4四半期のブランド事業失速によりコア営業利益は164億円(同3.6%減)の減益で着地。
- ナルミヤの完全子会社化やライトオンの連結化などM&Aが加速し、プラットフォーム事業が売上・利益ともに飛躍的成長(営業利益128.0%増)を遂げ、収益構造の転換が進展。
- 次期(2027年2月期)は新中期経営計画「VISION-W」が始動し、事業利益185億円の過去最高益更新を見込むとともに、実質増配(分割後67円、前年比換算で22.9%増)を予定。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-03 | 2026年2月期 通期 | -4.2% | +1.6% | +0.8% | -8.0% | — |
| 2026-01-07 | 2026年2月期 第3四半期 | +11.3% | +0.4% | -2.3% | -0.6% | -49.5% |
| 2025-10-03 | 2026年2月期 第2四半期 | +18.1% | -0.2% | -3.5% | -6.7% | +1.8% |
| 2025-07-03 | 2026年2月期 第1四半期 | +5.5% | -1.8% | +1.9% | +5.6% | +9.6% |
| 2025-04-03 | 2025年2月期 通期 | +39.9% | +1.5% | +3.5% | -4.3% | -7.6% |
| 2025-01-08 | 2025年2月期 第3四半期 | -3.3% | +0.3% | +6.0% | +0.2% | +0.2% |
有価証券報告書
2025-05-26 有価証券報告書-第67期(2024/03/01-2025/02/28)