ホーム / パピレス / 四半期進捗

パピレス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 通期業績の赤字転落と急減速: 前期の営業黒字(2.55億円)から一転、当期は3.09億円の営業赤字に転落。売上高も前年比8.2%減と、競争激化と広告効率の低下が深刻化している。
  • 積極的な株主還元と資金流出: 業績悪化の一方で約12.5億円の自己株式取得を実施。営業キャッシュ・フローのマイナス転換も重なり、現預金は1年間で約18.3億円減少した。
  • 新年度(2026年3月期)のV字回復計画: 次期は広告宣伝費の抑制とIP制作の寄与により、営業利益4.35億円への黒字浮上を見込むが、売上高はさらなる微減(2.6%減)を計画する守りの姿勢。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 157.68億円(前年同期比8.2%減)
  • 営業利益: △3.09億円(前年同期は2.55億円の黒字)
  • 経常利益: △2.83億円(前年同期は5.44億円の黒字)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △1.64億円(前年同期は2.17億円の黒字)
  • 分析: 2025年3月期は、期初想定を大きく下回る着地となりました。特に、電子書籍市場の競争激化に伴うコンテンツ仕入コストの上昇と、個人情報保護法改正によるターゲティング広告の規制強化が響き、販促効率が大幅に悪化しました。通期計画(既に下方修正済み)に対しても苦しい着地であり、成長の踊り場というよりは、既存ビジネスモデルの再構築を迫られる局面です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 電子書籍事業(減速): 売上高 157.72億円(前年同期比8.2%減)、セグメント損失 1.41億円(前年同期は6.23億円の黒字)。「Renta!」の会員数は1,000万人を突破したものの、他社との差別化コストが利益を圧迫。海外展開(英語版・中国語版Renta!)も強化中ですが、国内の落ち込みをカバーするに至っていません。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 157.7億円 -8.2% 171.8億円
営業利益 -3.1億円 2.5億円
経常利益 -2.8億円 5.4億円
当期純利益(親会社帰属) -1.6億円 2.2億円
包括利益 -2.4億円 2.5億円
1株当たり当期純利益 -16.95円 21.96円
希薄化後1株当たり純利益 21.91円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 127.3億円 145.3億円
純資産 90.3億円 103.7億円
自己資本比率 69.8% 70.7%
自己資本 88.8億円 102.7億円
1株当たり純資産 1,031.52円 1,039.56円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -1.7% 2.2%
ROA(総資産経常利益率) -2.1% 3.9%
売上高営業利益率 -2.0% 1.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -5.7億円 6.9億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -2,000,000円 -16,000,000円
財務活動によるキャッシュ・フロー -12.1億円 5.8億円
期末現金及び現金同等物残高 84.1億円 102.4億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 153.7億円 -2.6%
営業利益 4.3億円
経常利益 4.9億円
当期純利益 2.2億円
1株当たり当期純利益 25.47円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 10円 10円
配当性向:当期 — / 前期 45.5% 純資産配当率:当期 0.9% / 前期 1.0%