短信要約
1. 要点(3行)
- 増収基調の継続と利益の踊り場: 売上高は前年同期比7.8%増の92.42億円と堅調に推移したが、人件費上昇や仕入価格高騰の影響により、営業利益は同1.0%増の22.60億円と微増にとどまった。
- 東証プライム維持に向けた大規模な自己株取得: 「株式需給緩衝信託®」を設定し、期間中に約39億円の自己株式を取得。財務構成が大きく変化したが、浮動株比率向上と株主還元を同時に進める姿勢が鮮明となった。
- クロスオーバーシナジー戦略の進展: 主力の「アラジンオフィス」とWebサービス「CROSS MALL」等の連携が奏功し、中堅・中小企業のDX需要を安定的に取り込んでいる。
2. 直近の業績と進捗率
2025年7月期第2四半期(累計)の着地は以下の通り。
- 売上高: 92.42億円(前年同期比 7.8%増)
- 営業利益: 22.60億円(同 1.0%増)
- 経常利益: 22.35億円(同 0.6%減)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 15.37億円(同 3.2%増)
通期計画(売上高191.50億円、営業利益48.00億円)に対する進捗率:
- 売上高: 48.3%(前年同期 48.9%)
- 営業利益: 47.1%(前年同期 52.5%) 前年同期と比較すると、売上高の進捗は同等だが、利益面での進捗がやや遅れている。これは人件費や仕入コストの上昇、および研究開発費(4,228万円、前年同期比39.7%増)の増加が要因であり、利益成長は下期偏重の計画となっている。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメントだが、事業別の収益分解では以下の傾向が見られる。
- システムソリューション事業(リアル面): 収益 81.24億円(前年同期 74.80億円、8.6%増)。主力「アラジンオフィス」が業種別テンプレートの強化により、大型案件の受注やストック型収益(保守等)の積み上げに成功しており、牽引役となっている。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-08 〜 2025-01
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-08 〜 2024-01 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 92.4億円 | +7.8% | 85.7億円 |
| 営業利益 | 22.6億円 | +1.0% | 22.4億円 |
| 経常利益 | 22.4億円 | -0.6% | 22.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 15.4億円 | +3.2% | 14.9億円 |
| 包括利益 | 15.2億円 | +3.5% | 14.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 62.26円 | — | 59.52円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-01末 | 2024-07末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 138.2億円 | 141.5億円 |
| 純資産 | 73.5億円 | 96.8億円 |
| 自己資本比率 | 53.2% | 68.4% |
| 自己資本 | 73.5億円 | 96.8億円 |
通期予想
2024-08 〜 2025-07
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 191.5億円 | +9.4% |
| 営業利益 | 48.0億円 | +12.6% |
| 経常利益 | 48.3億円 | +12.6% |
| 当期純利益 | 32.6億円 | +12.8% |
| 1株当たり当期純利益 | 130.12円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 16円 | 20円 |
| 期末 | 25円 | 27円 予想 |
| 年間合計 | 41円 | 47円 予想 |