株式会社Ubicomホールディングスは、主に「メディカル事業」と「テクノロジーコンサルティング事業」の2軸で展開するITソリューション企業です。
- メディカル事業: 子会社の(株)エーアイエスを中心に、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」やオーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」を提供。約21,000件の医療機関への導入実績があり、AIを活用したサブスクリプションモデルへの転換を推進しています。
- テクノロジーコンサルティング事業: 日本とフィリピン(約1,000名規模のオフショア拠点)を軸に、金融、公共、自動車(EV)等の領域でシステム開発支援を展開。
- 主要顧客: 日本アイ・ビー・エム(株)(売上構成比17.8%)、レノボ・ジャパン合同会社(同10.9%)。
- 競合環境: オフショア開発では価格競争が激化していますが、同社は30年にわたる実績とバイリンガル人材による「出向ラボ型開発」で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
20.7%
≧10%が優良
ROA
17.8%
≧5%が優良
ROE
16.6%
≧10%が優良
ROIC
14.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
22.7%
≧10%が優良
EPS成長率
59.0%
≧10%が優良
3行解説
- メディカル事業の利益率が65.5%と極めて高く、SaaS・サブスクリプション化の進展により、純利益は前年同期比63.1%増の8.58億円と急成長を達成。
- 2025年5月に医療IT企業の(株)ISMの買収(81%株式取得)を決定。全国800件以上の医療機関ネットワークを掌中に収め、インオーガニックな成長を加速。
- 配当金を前期の13円から40円へと大幅増配し、ROE 16.8%を維持。盤石な財務基盤(自己資本比率70.4%)を背景に株主還元姿勢を鮮明化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-05 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.1億円 / 予想: 13.5億円
+4.7%
売上高
実績: 14.8億円 / 予想: 65.7億円
-5.4%
2Q
営業利益
実績: 6.7億円 / 予想: 13.5億円
+12.5%
売上高
実績: 29.8億円 / 予想: 65.7億円
-5.2%
3Q
営業利益
実績: 9.9億円 / 予想: 13.5億円
-0.5%
売上高
実績: 44.2億円 / 予想: 65.7億円
-6.8%
3行解説
- 戦略的減収減益も利益率は改善: テクノロジーコンサル事業での構造改革(不採算・小規模案件の抑制)により売上高は前年同期比6.8%減の44.2億円となったが、営業利益はほぼ横ばいを維持し、四半期純利益は10.4%増と二桁増益を達成。
- メディカル事業が牽引車: サブスクリプションモデルの拡大とM&A(株式会社ISMの子会社化)が奏功し、売上高11.7%増、セグメント利益率63.2%という驚異的な高収益性を継続。
- 「人月からAI」への転換期: IBM「watsonx」を活用したAI駆動型開発への移行に伴う一時的な稼働低下を織り込み済み。プライムからスタンダード市場への移行など、経営資源の最適配分を断行中。
書類一覧
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短信
2026-02-05 2026-03 第3四半期 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕〔連結〕
短信
2025-11-06 2026-03 第2四半期 2026年3月期第2四半期 (中間期) 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-07 2026-03 第1四半期 2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-25 2025-03 期末 有価証券報告書-第20期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-08 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信(日本基準)(連結)
短信
2025-02-06 2025-03 第3四半期 2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)