ザ・パック株式会社は、紙袋、紙器(ギフト箱など)、段ボールといった紙加工品を主力とする総合パッケージメーカーです。主力製品の紙袋においては国内屈指のシェアを誇ります。主要顧客はデパート、専門店、スーパー、コンビニエンスストア、飲料・食品メーカー、EC・通信販売業者と多岐にわたり、内需の影響を強く受ける構造です。競合環境としては、レンゴーなどの大手製紙・段ボールメーカーと一部競合しますが、同社は「対面販売用パッケージ」のデザイン性や付加価値提案に強みを持ち、ニッチ市場での優位性を確保しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-25 提出)収益性
営業利益率
7.0%
≧10%が優良
ROA
6.9%
≧5%が優良
ROE
8.0%
≧10%が優良
ROIC
6.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
-10.0%
≧10%が優良
EPS成長率
-3.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は1,031億円と過去最高を更新したが、原材料・人件費の上昇や基幹システム刷新に伴う減価償却費増により、営業利益は72億円(前年比10.0%減)の減益。
- 財務体質は極めて堅牢で、自己資本比率73.9%、現預金235億円を保有しており、積極的なM&A(光パックス石川の子会社化等)や設備投資を推進中。
- 総還元性向を意識した強力な株主還元姿勢を示しており、2026年2月には上限20億円の自社株買いを発表し、配当も実質増配を継続している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 12.8億円 / 予想: 83.0億円
-20.8%
売上高
実績: 229.5億円 / 予想: 1050.0億円
+1.1%
2Q
営業利益
実績: 28.6億円 / 予想: 73.0億円
-18.8%
売上高
実績: 473.9億円 / 予想: 1030.0億円
+1.6%
3Q
営業利益
実績: 42.8億円 / 予想: 73.0億円
-13.5%
売上高
実績: 716.0億円 / 予想: 1030.0億円
+2.2%
通期
営業利益
実績: 72.1億円 / 予想: 未開示
-10.0%
売上高
実績: 1031.3億円 / 予想: 未開示
+1.6%
3行解説
- 増収減益の着地: 売上高は1,031億円(前年比1.6%増)と過去最高を更新するも、積極的な人的投資や設備投資が重なり、営業利益は72億円(同10.0%減)と中期経営計画の目標値を下回った。
- 強力な株主還元策の発表: 利益成長の鈍化が見られる一方、発行済株式総数の3.24%にあたる20億円を上限とした自己株式取得を発表。資本効率の向上に向けた強い姿勢を示した。
- EC・食品向けが牽引: 紙加工品事業において、EC市場向けの段ボール(13.2%増)や土産物・テイクアウト用の紙器(4.0%増)が伸長し、素材シフトの流れを捉えている。
書類一覧
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有報
2026-03-25 2025-12 期末 有価証券報告書-第74期(2025/01/01-2025/12/31)
短信
2026-02-13 2025-12 通期 2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-10 2025-12 第3四半期 2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-12 2025-12 第2四半期 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-05-12 2025-12 第1四半期 2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-03-27 2024-12 期末 有価証券報告書-第73期(2024/01/01-2024/12/31)
短信
2025-02-12 2024-12 通期 2024年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)