株式会社シイエヌエスは、システムエンジニアリングサービスを主軸とするSI(システムインテグレーター)です。特に「デジタル革新(DX)推進」「ビッグデータ分析」「システム基盤(クラウド等)」の3領域を成長分野としています。主要顧客はNTTデータグループであり、売上高の約3割以上を依存しています。競合環境としては、大手SIerの下請け構造にある独立系SIerが多数存在しますが、ServiceNowやOracle Cloudといった特定プラットフォームに強みを持つことで差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-27 提出)収益性
営業利益率
7.9%
≧10%が優良
ROA
10.9%
≧5%が優良
ROE
11.2%
≧10%が優良
ROIC
10.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-10.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-7.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高はDX・ビッグデータ案件の伸長により70.0億円(前期比5.2%増)と増収を確保したが、賃上げに伴う人件費増により経常利益は5.8億円(同10.0%減)の減益となった。
- 自己資本比率75.3%と極めて高く、財務基盤は盤石。第40期は記念配当を含め1株当たり75円(配当性向59.1%)と、株主還元を大幅に強化した。
- 2027年5月期を最終年度とする中期経営計画で売上高100億円を目指すが、NTTデータへの高い依存度とIT人材不足によるコスト上昇が成長の課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-10 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.8億円 / 予想: 5.6億円
+130.4%
売上高
実績: 18.7億円 / 予想: 82.5億円
+14.0%
2Q
営業利益
実績: 3.5億円 / 予想: 6.6億円
+54.9%
売上高
実績: 37.5億円 / 予想: 82.5億円
+11.6%
3Q
営業利益
実績: 5.5億円 / 予想: 7.1億円
+30.0%
売上高
実績: 57.2億円 / 予想: 82.5億円
+10.2%
3行解説
- 第3四半期累計の営業利益が前年同期比29.8%増の5億4,600万円と大幅な増益を達成し、収益性が向上。
- 生成AI関連案件や次世代決済プラットフォーム案件が順調に推移したテクノロジーソリューション事業が成長を牽引。
- 業績好調を背景に通期業績予想および配当予想の上方修正を発表し、中期経営計画の目標達成に向けた進捗が鮮明となった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年5月期 第3四半期 | +30.0% | +2.8% | +1.8% | — | — |
| 2026-01-09 | 2026年5月期 第2四半期 | +54.9% | +0.7% | -2.1% | -8.4% | -6.3% |
| 2025-10-10 | 2026年5月期 第1四半期 | +130.4% | +5.9% | +5.2% | -2.3% | -4.1% |
| 2025-07-11 | 2025年5月期 通期 | -10.3% | -3.2% | -6.5% | -12.8% | -13.3% |
| 2025-04-11 | 2025年5月期 第3四半期 | -18.0% | +4.4% | +12.8% | +15.6% | +6.1% |
| 2025-01-10 | 2025年5月期 第2四半期 | -30.0% | +2.3% | +0.1% | -0.4% | -2.5% |
有価証券報告書
2025-08-27 有価証券報告書-第40期(2024/06/01-2025/05/31)