東和ハイシステム株式会社は、歯科医院向け電子カルテ・レセプトコンピュータ(レセコン)システムの開発・販売・保守を一貫して行う製販一体の企業です。
- 主要製品・サービス: 主力製品はAI音声認識を活用した「AI・音声Hiクラテス(旧:Hi Dental Spirit AI-Voice)」です。歯科医師が手袋を外さずに音声でカルテ入力できる点に強みがあります。また、創業以来「ソフトウェア三無主義(保守料・更新料・バージョンアップ料が無料)」を掲げ、月額費用に依存しない独自のビジネスモデルを展開しています。
- 主要顧客: 全国の個人歯科医院が中心で、2025年9月末時点の顧客数は2,974件です。
- 競合環境: 歯科用材料商を通じた販売が一般的な業界において、直販体制による地域密着型のサポートで差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-24 提出)収益性
営業利益率
22.8%
≧10%が優良
ROA
12.1%
≧5%が優良
ROE
11.0%
≧10%が優良
ROIC
9.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
13.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
30.2%
≧10%が優良
EPS成長率
11.5%
≧10%が優良
3行解説
- 過去最高益を更新: 歯科DX需要と補助金を活用したAI音声システムの販売が好調で、売上高24.07億円(前期比13.9%増)、当期純利益4.48億円(同11.5%増)と2期連続で過去最高を更新。
- 盤石な財務基盤と高収益性: 自己資本比率88.9%かつ無借金経営を維持。ROEも11.0%と前年の10.5%から向上しており、極めて健全かつ効率的な経営を実現。
- AI・音声シリーズへの集中投資: 研究開発費に約0.89億円を投じ、生成AIを活用した進行予測ソフト「Perio Judge II」などの新機能を矢継ぎ早に投入。2026年からは「Hiクラテス」ブランドへの統一で更なる成長を狙う。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第2四半期 、2026-05-13 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.9億円 / 予想: 5.6億円
+10.0%
売上高
実績: 6.3億円 / 予想: 24.8億円
+3.4%
2Q
営業利益
実績: 3.8億円 / 予想: 5.6億円
+9.9%
売上高
実績: 12.8億円 / 予想: 24.8億円
+3.5%
3行解説
- 中間期の業績は売上高12.79億円、営業利益3.79億円となり、過去最高の利益水準を達成した。
- AI・音声技術を活用した歯科向けDX製品の拡販が奏功し、営業利益率は29.7%と極めて高い収益性を維持している。
- 通期計画に対する各段階利益の進捗率は6割を超えており、期初予想を据え置いているものの、上振れ含みの推移となっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年9月期 第2四半期 | +9.9% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年9月期 第1四半期 | +10.0% | +3.3% | +4.0% | +9.2% | — |
| 2025-11-11 | 2025年9月期 通期 | +30.1% | +0.4% | -4.7% | -5.1% | -12.3% |
| 2025-08-12 | 2025年9月期 第3四半期 | +20.6% | -4.9% | -7.7% | -3.5% | -4.7% |
| 2025-05-14 | 2025年9月期 第2四半期 | +32.2% | -7.4% | -6.0% | -5.9% | -4.0% |
| 2025-02-14 | 2025年9月期 第1四半期 | +209.1% | +10.9% | +9.6% | +6.2% | +15.7% |
有価証券報告書
2025-12-24 有価証券報告書-第48期(2024/10/01-2025/09/30)