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ダイセル

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4202 プライム

株式会社ダイセルは、化学製品を中核に「メディカル・ヘルスケア」「スマート」「セイフティ」「マテリアル」「エンジニアリングプラスチック」の5事業を展開する総合化学メーカーです。

  • 主要製品: 酢酸セルロース(タバコフィルター用アセテート・トウ等)、自動車用エアバッグインフレータ(世界トップクラスのシェア)、エンジニアリングプラスチック(POM、PBT、LCP等)、半導体材料。
  • 主要顧客: 自動車部品メーカー、タバコメーカー、電子部品・半導体メーカー等多岐にわたる。
  • 競合環境: エンジニアリングプラスチックやインフレータ等の主要領域でグローバル競合と激しく争う一方、ポリプラスチックスの完全子会社化により世界屈指の製品ラインナップと技術力を保有しています。海外売上高比率は67.3%に達しており、グローバルな需給変動の影響を強く受けます。

市場ポジション

プライム市場 / 化学

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-18 提出)

収益性

営業利益率

10.4%

≧10%が優良

ROA

7.4%

≧5%が優良

ROE

13.2%

≧10%が優良

ROIC

7.2%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

5.1%

≧10%が優良

営業利益成長率

-2.2%

≧10%が優良

EPS成長率

-8.2%

≧10%が優良

3行解説

  1. 売上高は5,865億円(前年比5.1%増)と増収を確保したが、原料高や減損損失の計上により親会社株主に帰属する当期純利益は494億円(同11.4%減)の減益となった。
  2. エンジニアリングプラスチックとセイフティ事業が成長を牽引する一方、メディカル・ヘルスケアの利益激減(67%減)とスマート事業の営業赤字継続が課題。
  3. 株主還元は年間配当60円(10円増配)に加え、150億円の自社株買いを実施するなど非常に積極的であり、DOE 4%以上を掲げる新方針で安定還元を強化している。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 13:20 提出)

進捗

1Q
営業利益
-25.3%
売上高
-4.3%
2Q
営業利益
-36.3%
売上高
-4.3%
3Q
営業利益
-25.0%
売上高
-1.8%
通期
営業利益
-31.0%
売上高
-1.2%

3行解説

  • ドイツでのCOC樹脂新プラント建設に伴う投資額増加や需要拡大の遅れを受け、約328億円の巨額な減損損失を計上したことで、親会社株主に帰属する当期純利益が前年比79.4%減と大幅に落ち込んだ。
  • セグメント別では、自動車エアバッグ用インフレータ等の「セイフティ」が大幅増益(前年比55.0%増)となった一方、市況低下の影響を受けた「マテリアル」が大幅減益(同49.5%減)となり、明暗が分かれた。
  • 2026年4月付で連結子会社のポリプラスチックスを吸収分割により統合することを決定。グループ一体運営による意思決定の迅速化とシナジー創出を狙う構造改革へと踏み出した。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-12 2026年3月期 通期 -31.0%
2026-02-05 2026年3月期 第3四半期 -25.0% +1.9% -0.3% -5.4% -19.4%
2025-11-06 2026年3月期 第2四半期 -36.3% -8.3% -8.3% -4.8% +0.4%
2025-08-01 2026年3月期 第1四半期 -25.3% +2.3% -1.6% +0.9% -3.1%
2025-05-13 2025年3月期 通期 -2.2% -0.7% -3.4% -2.9% -0.3%
2025-02-05 2025年3月期 第3四半期 -2.8% -1.5% +1.0% +1.6% -2.8%