株式会社ダイセルは、化学製品を中核に「メディカル・ヘルスケア」「スマート」「セイフティ」「マテリアル」「エンジニアリングプラスチック」の5事業を展開する総合化学メーカーです。
- 主要製品: 酢酸セルロース(タバコフィルター用アセテート・トウ等)、自動車用エアバッグインフレータ(世界トップクラスのシェア)、エンジニアリングプラスチック(POM、PBT、LCP等)、半導体材料。
- 主要顧客: 自動車部品メーカー、タバコメーカー、電子部品・半導体メーカー等多岐にわたる。
- 競合環境: エンジニアリングプラスチックやインフレータ等の主要領域でグローバル競合と激しく争う一方、ポリプラスチックスの完全子会社化により世界屈指の製品ラインナップと技術力を保有しています。海外売上高比率は67.3%に達しており、グローバルな需給変動の影響を強く受けます。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-18 提出)収益性
営業利益率
10.4%
≧10%が優良
ROA
7.4%
≧5%が優良
ROE
13.2%
≧10%が優良
ROIC
7.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-2.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-8.2%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は5,865億円(前年比5.1%増)と増収を確保したが、原料高や減損損失の計上により親会社株主に帰属する当期純利益は494億円(同11.4%減)の減益となった。
- エンジニアリングプラスチックとセイフティ事業が成長を牽引する一方、メディカル・ヘルスケアの利益激減(67%減)とスマート事業の営業赤字継続が課題。
- 株主還元は年間配当60円(10円増配)に加え、150億円の自社株買いを実施するなど非常に積極的であり、DOE 4%以上を掲げる新方針で安定還元を強化している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-05 13:20 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 130.4億円 / 予想: 540.0億円
-25.3%
売上高
実績: 1392.7億円 / 予想: 6000.0億円
-4.3%
2Q
営業利益
実績: 201.2億円 / 予想: 465.0億円
-36.3%
売上高
実績: 2771.2億円 / 予想: 5830.0億円
-4.3%
3Q
営業利益
実績: 324.4億円 / 予想: 465.0億円
-25.0%
売上高
実績: 4248.2億円 / 予想: 5830.0億円
-1.8%
3行解説
- 第3四半期累計の営業利益は324億円(前年同期比25.0%減)と大幅減益。主力のマテリアル事業やエンジニアリングプラスチック事業における市況低迷と販売数量減が響いた。
- 一方で、セイフティ事業(営業利益50億円、同64.8%増)やメディカル・ヘルスケア事業(同75.1%増)が大幅増益となり、不振セグメントを一部補完する構図となっている。
- 連結子会社ポリプラスチックスの事業を会社分割により承継することを決定。技術・ソリューションの統合による収益基盤の強化に向けた構造改革に舵を切った。
書類一覧
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短信
2026-02-05 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-06 2026-03 第2四半期 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-01 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-18 2025-03 期末 有価証券報告書-第159期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-13 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-05 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)