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大倉工業 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 新規材料事業の「産みの苦しみ」と「強い需要」の混在: 光学フィルムの需要増により売上高は811.9億円(前年比3.0%増)と伸びたが、新工場の立ち上げ・品質安定化コストが嵩み、営業利益は45.6億円(同7.9%減)の減益着地。
  • 株主還元方針の大幅な強化: 中期経営計画(2027)に基づき、DOE(連結自己資本配当率)目標を3.0%から、特別配当を含む3.5%水準へ引き上げ。25年12月期は前期比35円増の年195円配当を予想。
  • 25年12月期の業績回復見通し: 新工場の稼働率向上と利益率改善を見込み、営業利益53億円(前年比16.1%増)とV字回復を計画。

2. 直近の業績と進捗率

2024年12月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 811.9億円(前期比3.0%増)
  • 営業利益: 45.6億円(前期比7.9%減)
  • 経常利益: 51.1億円(前期比5.6%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 43.5億円(前期比1.0%増)

進捗と勢いの変化: 本決算のため、当初計画(24年2月時点:売上高820億円、営業利益53億円)と比較すると、売上・利益ともに下振れて着地しました。特に営業利益は計画に対し約14%の未達です。原因は新規材料事業における新工場のコスト増であり、前年同期の勢い(23年12月期は営業利益31.4%増)から一転、足元は利益面で足踏み状態となりました。

3. セグメント別のモメンタム

  • 合成樹脂事業(勢い:維持): 売上高518.6億円(1.7%増)、営業利益44.5億円(7.5%増)。不採算製品の整理と生産性向上が寄与し、原材料価格の変動を吸収して増益を確保しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 811.9億円 +3.0% 788.6億円
営業利益 45.6億円 -7.9% 49.6億円
経常利益 51.1億円 -5.6% 54.2億円
当期純利益(親会社帰属) 43.6億円 +1.0% 43.1億円
包括利益 44.6億円 -25.5% 59.9億円
1株当たり当期純利益 363.96円 359.29円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 1030.1億円 1002.7億円
純資産 620.8億円 608.7億円
自己資本比率 60.2% 60.7%
自己資本 620.4億円 608.4億円
1株当たり純資産 5,334.06円 5,031.25円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 7.1% 7.4%
ROA(総資産経常利益率) 5.0% 5.7%
売上高営業利益率 5.6% 6.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 58.3億円 84.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -57.1億円 -79.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 9.5億円 -11.9億円
期末現金及び現金同等物残高 89.5億円 78.1億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 850.0億円 +4.7%
営業利益 53.0億円 +16.1%
経常利益 56.0億円 +9.6%
当期純利益 44.0億円 +0.9%
1株当たり当期純利益 378.28円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 55円
期末 110円 105円
配当性向:当期 44.6% / 前期 30.6% 純資産配当率:当期 3.0% / 前期 2.2%