株式会社ビーマップは、モバイル端末向けのソフトおよびサービス提供を主軸とする企業です。鉄道などの社会インフラと携帯電話を結びつける「モビリティ・イノベーション事業」、通信事業者向け無線LAN構築を行う「ワイヤレス・イノベーション事業」、画像配信やMMS(マルチメディア・メッセージング・サービス)を扱う「ソリューション事業」の3セグメントを展開しています。主要顧客にはエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)など大手インフラ事業者が含まれますが、近年は店舗送客を図るO2O2O(On-air to Online to Offline)サービスなど自社サービスの強化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
-12.2%
≧10%が優良
ROA
-17.4%
≧5%が優良
ROE
-29.7%
≧10%が優良
ROIC
-21.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-6.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
-215.1%
≧10%が優良
3行解説
- 業績は売上高14.94億円(前期比6.5%減)、当期純損失1.79億円と、4期連続の営業赤字により極めて厳しい局面にある。
- 「継続企業の前提に関する重要な不確実性(GC注記)」が記載されており、上場維持基準(時価総額)への抵触リスクも抱える。
- 2025年4月に実施した第三者割当増資による資金調達(約0.92億円)で急場を凌ぐが、本業の収益改善が生存の必須条件。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.2億円 / 予想: 0.5億円
+7.0%
売上高
実績: 2.8億円 / 予想: 19.0億円
+22.9%
2Q
営業利益
実績: -2.0億円 / 予想: 0.5億円
+3.8%
売上高
実績: 6.5億円 / 予想: 19.0億円
+25.4%
3Q
営業利益
実績: -2.6億円 / 予想: 0.5億円
-11.3%
売上高
実績: 10.4億円 / 予想: 19.0億円
+7.6%
通期
営業利益
実績: -1.0億円 / 予想: 未開示
+46.7%
売上高
実績: 17.2億円 / 予想: 未開示
+15.2%
3行解説
- 2026年3月期の売上高は前期比15.2%増の17.21億円となったが、営業損失0.97億円を計上し、4期連続の営業赤字および最終赤字となった。
- 連結財務諸表における「継続企業の前提に関する重要な不確実性」が認められる中、第三者割当増資等により手元流動性を2.82億円まで確保し、財務基盤の安定化を図っている。
- 上場維持基準(時価総額基準)への不適合により、2026年10月1日付での上場廃止が決定し、現在は整理銘柄に指定されている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +46.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | -11.3% | -6.6% | +30.9% | +1.8% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | +3.8% | -1.8% | -2.0% | +34.0% | -5.5% |
| 2025-08-13 | 2026年3月期 第1四半期 | +7.0% | -7.7% | +88.4% | +29.5% | +16.1% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -156.3% | -2.5% | +4.2% | +4.2% | +91.8% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | -39.4% | +0.5% | -5.1% | +13.1% | -4.8% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第27期(2024/04/01-2025/03/31)