短信要約
1. 要点(3行)
- 業績の急減速と赤字転落: 売上高は前年同期比24.3%減の72.09億円となり、営業利益は3.07億円の損失(前年同期は6.56億円の黒字)へ大幅に転落。
- 主力製品の需要消失: 主力の医農薬関連化学品が欧米向けを中心に40.9%減と記録的な落ち込みを見せ、通期業績予想および配当予想(100円→80円)の下方修正を余儀なくされた。
- 財務構造の変化: 在庫(棚卸資産)の増加により営業CFが大幅に縮小する一方、短期借入金が増加しており、販売不振によるキャッシュ効率の悪化が鮮明。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第2四半期(累計)の結果は、売上高72.09億円(前年同期比24.3%減)、営業損失3.07億円、経常損失3.82億円、中間純損失2.71億円となりました。
- 通期計画(修正後180億円)に対する売上進捗率: 40.1%
- 利益進捗率: 通期営業利益予想2.0億円に対し、中間期で3.07億円の赤字となっており、達成には下期で5.07億円の利益を稼ぎ出す必要があり、非常に厳しい勢いです。前年同期は中間期時点で通期実績に近い利益を確保していたのに対し、今期は「極めて低調なスタート」と言わざるを得ません。
3. セグメント別のモメンタム
当社はファイン製品事業の単一セグメントですが、製品グループ別では明暗が分かれています。
- 医農薬関連化学品【減速】: 売上高29.48億円(前年同期比40.9%減)。欧州および北米向けの需要が急減しており、同社最大のブレーキ要因となっています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 72.1億円 | -24.3% | 95.2億円 |
| 営業利益 | -3.1億円 | — | 6.6億円 |
| 経常利益 | -3.8億円 | — | 5.0億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -2.7億円 | — | 3.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -55.44円 | — | 66.25円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 356.9億円 | 352.2億円 |
| 純資産 | 211.0億円 | 216.2億円 |
| 自己資本比率 | 59.1% | 61.4% |
| 自己資本 | 211.0億円 | 216.2億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 180.0億円 | -10.1% |
| 営業利益 | 2.0億円 | -64.7% |
| 経常利益 | 1.0億円 | -71.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 6.13円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 50円 | 30円 |
| 期末 | 50円 | 50円 予想 |
| 年間合計 | 100円 | 80円 予想 |