短信要約
1. 要点(3行)
- 新型コロナ・インフルエンザの「特需」一服による減収減益: 新型コロナの5類移行に伴う抗原検査へのシフトや、インフルエンザ流行の早期収束が響き、売上高は前年同期比14.8%減、営業利益は19.9%減となった。
- 通期計画に対する進捗は極めて順調: 大幅な減益予想の通期計画に対し、中間期時点で営業利益は約47%の進捗を確保。冬場の感染症流行に左右されるビジネスモデルながら、現時点の着地は底堅い。
- 多額の資金を定期預金へシフト、財務は盤石: 投資活動CFで85.6億円の定期預金預入を実施。現金及び現金同等物は減少したが、自己資本比率は87.3%と極めて高い水準を維持しており、次世代検査装置開発への余力は十分。
2. 直近の業績と進捗率
当中間会計期間の業績は以下の通りです。
- 売上高: 39.76億円(前年同期比14.8%減)
- 営業利益: 14.76億円(同19.9%減)
- 経常利益: 13.97億円(同32.9%減)
- 中間純利益: 10.20億円(同31.5%減)
通期計画(売上90.64億円、営業益31.64億円)に対する進捗率:
- 売上高: 43.9%
- 営業利益: 46.7%
- 当期純利益: 45.6%
前年同期の売上進捗率(約40.8%)と比較しても、今期の進捗は計画に対して順調です。経常利益が大きく落ち込んでいるのは、前年同期にあった1.95億円の為替差益が、今期は1.27億円の為替差損に転じたことが主因です。
3. セグメント別のモメンタム
- 病院・開業医分野(減速): 売上高37.96億円(15.5%減)。新型コロナ検査薬は21.90億円(17.6%減)と苦戦。高単価な遺伝子検査から抗原検査への需要シフトが進行しています。インフルエンザ単独検査も2025年2月中旬以降の急激な収束により、2.96億円(35.2%減)と大幅な減速が見られました。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 39.8億円 | -14.8% | 46.7億円 |
| 営業利益 | 14.8億円 | -19.9% | 18.4億円 |
| 経常利益 | 14.0億円 | -32.9% | 20.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 10.2億円 | -31.5% | 14.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 53.6円 | — | 78.22円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 197.3億円 | 207.3億円 |
| 純資産 | 172.3億円 | 173.5億円 |
| 自己資本比率 | 87.3% | 83.7% |
| 自己資本 | 172.3億円 | 173.5億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 90.6億円 | -20.7% |
| 営業利益 | 31.6億円 | -35.6% |
| 経常利益 | 30.4億円 | -41.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 117.35円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 80円 | 50円 |
| 期末 | 60円 | 45円 予想 |
| 年間合計 | — | 95円 予想 |