SDエンターテイメント株式会社は、RIZAPグループ株式会社(議決権所有割合59.64%)を親会社とする企業です。かつては映画興行やボウリング等のレジャー事業が主力でしたが、現在は以下の4セグメントを中心に、北海道を地盤とした「ウェルネス企業」への業態転換を進めています。
- ウェルネス事業: フィットネスクラブ(「SDフィットネス」、ピラティス「スターピラティス」)、認可・企業主導型保育園、就労支援B型事業所「リバイブ」等の運営。
- クリエーション事業: オンラインクレーンゲーム「ぽちくれ」等の運営。
- 不動産賃貸事業: 商業施設等の建物・土地の賃貸。
- その他事業: コールセンター事業、事務用品販売(カウネット代理店)等。
競合環境としては、フィットネス分野ではチョコザップ等の24時間型ジムとの差別化、保育・介護分野では公的規制と人材確保が鍵となる成熟市場にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
2.3%
≧10%が優良
ROA
2.3%
≧5%が優良
ROE
6.1%
≧10%が優良
ROIC
1.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
12.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-20.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-20.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高はウェルネス事業の新規出店やM&A効果により42.02億円(前期比12.5%増)と増収したが、先行投資等の影響で営業利益は0.98億円(同20.2%減)の減益。
- 保育・介護等のストック型ビジネスが成長を牽引する一方、オンラインクレーンゲーム事業が前年割れ(売上高前期比88.5%)となり、収益の重石となっている。
- 自己資本比率は37.7%まで改善し、継続企業の前提に関する注記はないが、株主還元は「無配」が継続しており、投資資金の回収には時間を要する局面。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.2億円 / 予想: 0.8億円
-1437.5%
売上高
実績: 11.1億円 / 予想: 50.0億円
+22.2%
2Q
営業利益
実績: -0.8億円 / 予想: 0.8億円
—
売上高
実績: 23.1億円 / 予想: 50.0億円
+21.8%
3Q
営業利益
実績: -0.9億円 / 予想: 0.8億円
—
売上高
実績: 36.7億円 / 予想: 50.0億円
+23.7%
通期
営業利益
実績: 0.7億円 / 予想: 未開示
-27.6%
売上高
実績: 51.5億円 / 予想: 未開示
+22.7%
3行解説
- 保育・介護などのウェルネス事業が牽引し、売上高は前年同期比22.7%増の51億55百万円と大幅な増収を達成。
- 新規出店や人材育成への先行投資が嵩み、営業利益は71百万円(同26.7%減)に留まるも、補助金収入の計上で純利益は2億15百万円(同130.0%増)と急増。
- 次期(2027年3月期)は先行投資の回収期に入り、営業利益で3億50百万円(前期比約4.8倍)の大幅なV字回復を見込む。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | -27.6% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | — | -1.7% | -2.3% | +4.7% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | — | -2.7% | -1.3% | -2.8% | -1.6% |
| 2025-08-14 | 2026年3月期 第1四半期 | -1437.5% | +1.1% | +2.0% | +9.5% | -2.1% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | -19.7% | +1.2% | -4.0% | +0.6% | -2.9% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | +92.1% | +0.9% | +4.1% | +5.8% | +1.9% |
有価証券報告書
2025-06-30 有価証券報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)