NSグループ株式会社は、子会社の日本セーフティー株式会社を実質的な事業運営主体とする、家賃債務保証事業の最大手の一角です。
- 事業内容: 賃貸物件の入居者が賃料を滞納した際に、オーナーに対して賃料を代位弁済する「家賃債務保証サービス」および「集金代行サービス」を主軸に展開しています。
- 主要製品・サービス: 居住用・事業用・その他(駐車場等)の保証プランを提供。特に、審査の高度化を図るためAI技術を活用した独自システム「SIONS」や「N-pallet」を運用しています。
- 主要顧客: 不動産管理会社および仲介会社(取扱店)。特に管理戸数1,250戸以下の「Small領域」に強みを持ち、第一保証としてのシェアは約10%に達します。
- 競合環境: 独立系、信販系を含む多数の業者が存在しますが、同社は豊富な蓄積データ(滞納情報約470万件)と高い審査通過率、迅速な審査対応を武器に、模倣困難な競争優位性を築いています。ベインキャピタルグループの支援を受け、2025年12月に東証プライム市場へ上場しました。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-23 提出)収益性
営業利益率
33.1%
≧10%が優良
ROA
13.1%
≧5%が優良
ROE
22.0%
≧10%が優良
ROIC
11.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
13.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
12.0%
≧10%が優良
EPS成長率
11.3%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年12月期は営業収益298.26億円(前年比13.2%増)、調整後EBITDA 131.48億円(同18.2%増)と、高成長と高収益(EBITDAマージン39.2%)を両立。
- LBO(レバレッジド・バイアウト)に伴うのれん・無形資産が総資産の56.6%(430.8億円)を占め、258.68億円の有利子負債を抱えるなど、財務レバレッジを活用した資本構成が特徴。
- 配当性向50%以上を目標とし、上場初年度から年間78.25億円の配当を実施するなど、極めて積極的な株主還元姿勢を示す。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-13 15:45 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
通期
営業利益
実績: 98.7億円 / 予想: 未開示
+12.0%
売上高
実績: 298.3億円 / 予想: 未開示
+13.2%
3行解説
- 実質的な稼ぐ力の加速: 2025年12月期は営業収益が前期比13.2%増の298.26億円、調整後EBITDAが18.2%増の131.48億円と、上場関連費用等の一次的要因を除いた本業の収益性は極めて高い。
- 2026年度の大幅増益予想: 次期は上場関連費用(約14.5億円)の剥落に加え、AI審査の導入による効率化と事業用保証の拡大により、営業利益で前期比20.5%増(118.98億円)の強気見通し。
- 株主還元の強化: 2025年度の期末配当を当初予想から増額修正(35円)し、2026年度は年間76円(配当性向50.2%)を計画。高い資本効率(親会社所有者帰属持分当期利益率22.0%)を維持。