ネクストウェア株式会社は、ITシステム開発を主軸とする「ソリューション事業」と、連結子会社の株式会社OSK日本歌劇団による「エンターテインメント事業」の2本柱で展開する企業です。ソリューション事業では、顔認証、AI、DX/AX(AIトランスフォーメーション)といった先端技術に強みを持ち、製造、流通、防災など幅広い業界にサービスを提供しています。エンターテインメント事業は、伝統ある歌劇団の運営やデジタルコンテンツ配信を行い、IT技術との融合(プロジェクションマッピング等)によるシナジー創出を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
-2.5%
≧10%が優良
ROA
-4.7%
≧5%が優良
ROE
-8.3%
≧10%が優良
ROIC
-4.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前年同期比6.7%増の30.1億円と増収を確保したが、先行投資の負担が重く、7,772万円の経常損失を計上。
- エンターテインメント事業がメディア露出効果で黒字化する一方、主力のソリューション事業は人件費増等で7,878万円のセグメント損失と足踏み。
- 継続的な営業損失の計上により「継続企業の前提に関する注記」が付されており、収益構造の抜本的改革が急務となっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.0億円 / 予想: 0.3億円
-15.7%
売上高
実績: 6.5億円 / 予想: 30.0億円
-5.2%
2Q
営業利益
実績: -1.1億円 / 予想: 0.3億円
+21.1%
売上高
実績: 13.5億円 / 予想: 30.0億円
-4.9%
3Q
営業利益
実績: -1.5億円 / 予想: 0.3億円
-24.6%
売上高
実績: 20.5億円 / 予想: 30.0億円
-5.8%
3行解説
- DX・AI領域への構造転換期による先行費用が重石: 従来型開発の減少をDX・AX(AIトランスフォーメーション)で補いきれず、新卒30名の採用・育成コスト増も重なり、前年同期より営業赤字幅が1.52億円(前年同期は1.22億円の損失)に拡大。
- エンターテインメント事業が赤字転落: 子会社OSK日本歌劇団の公演回数減少や高採算の自主公演減が響き、前年同期の黒字から3,000万円のセグメント損失へ転落し、連結業績の足を引っ張る形に。
- 通期黒字化へのハードルが極めて高い: 第3四半期末時点で1.5億円超の営業赤字に対し、通期計画は3,000万円の黒字据え置き。第4四半期(1-3月)のみで1.8億円以上の利益を創出する必要があり、目標達成には強い不透明感が漂う。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | -24.6% | -3.6% | -6.2% | +3.6% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | +21.1% | -2.0% | -3.9% | -10.0% | +12.7% |
| 2025-08-14 | 2026年3月期 第1四半期 | -15.7% | +1.1% | -4.5% | -4.3% | +11.2% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | +43.2% | +2.1% | +1.1% | +1.9% | -2.7% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | +17.0% | +0.2% | +1.8% | -0.1% | +17.0% |
有価証券報告書
2025-06-30 有価証券報告書-第35期(2024/04/01-2025/03/31)