イーエムシステムズ 四半期進捗

決算短信(2025-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 特需の剥落による減収減益: 電子処方箋導入の集中需要が一巡したことで、主力の調剤システム事業が振るわず、連結営業利益は前年同期比17.6%減の36.76億円と大きく後退した。
  • 医科事業の黒字化とM&Aの実施: 組織再編とWindows10サポート終了に伴う更新需要を捉え、医科システム事業が営業黒字に転換。また、株式会社プレカルを連結子会社化し、次期成長への布石を打った。
  • 2026年12月期の下振れ予想と減配示唆: 次期の業績予想は売上・利益ともにさらなる減少(営業利益9.8%減)を見込み、配当も39円から32円へと「実質減配」の計画を発表した点がネガティブ。

2. 直近の業績と進捗率

2025年12月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 236.58億円(前期比4.7%減)
  • 営業利益: 36.76億円(前期比17.6%減)
  • 経常利益: 43.13億円(前期比16.8%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 24.52億円(前期比1.1%増)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期着地ですが、前年(2024年12月期)が営業利益91.6%増と驚異的な伸びを見せたのに対し、今期は一転して二桁減益となりました。純利益が微増なのは、前期に計上した減損損失の反動(今期は減損額が減少)によるもので、本業の稼ぐ力(営業利益ベース)の勢いは明らかに減速しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 調剤システム事業(減速): 売上高192.36億円(7.1%減)、セグメント利益39.67億円(24.5%減)。前期の電子処方箋バブルの反動が直撃しました。

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進捗詳細

今期実績

2025-01 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-01 〜 2024-12
売上高 236.6億円 -4.7% 248.4億円
営業利益 36.8億円 -17.6% 44.6億円
経常利益 43.1億円 -16.8% 51.8億円
当期純利益(親会社帰属) 24.5億円 +1.1% 24.3億円
包括利益 27.2億円 +10.1% 24.7億円
1株当たり当期純利益 35.44円 34.54円
希薄化後1株当たり純利益 35.32円 34.43円

財務状態

項目 2025-12末 2024-12末
総資産 275.1億円 316.7億円
純資産 204.3億円 206.2億円
自己資本比率 73.9% 64.8%
自己資本 203.3億円 205.3億円
1株当たり純資産 293.77円 297.04円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 12.0% 11.8%
ROA(総資産経常利益率) 14.6% 17.0%
売上高営業利益率 15.5% 18.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 20.1億円 57.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -22.2億円 1.9億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -38.4億円 -35.7億円
期末現金及び現金同等物残高 78.5億円 118.8億円

来期予想

2026-01 〜 2026-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 227.6億円 -3.8%
営業利益 33.2億円 -9.8%
経常利益 39.4億円 -8.7%
当期純利益 21.9億円 -10.6%
1株当たり当期純利益 31.69円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 9円 17円
期末 26円 22円
配当性向:当期 110.1% / 前期 101.3% 純資産配当率:当期 13.2% / 前期 11.9%