コニカミノルタ株式会社は、独自のイメージング技術(材料・光学・微細加工・画像)を核とするグローバル企業です。主な事業は、オフィス用複合機(MFP)を展開する「デジタルワークプレイス事業」、商業・産業印刷を扱う「プロフェッショナルプリント事業」、液晶用フィルムや計測機器の「インダストリー事業」、そして医療用診断機器等の「画像ソリューション事業」の4セグメントです。 競合他社にはリコー、キヤノン、富士フイルムホールディングスなどが挙げられます。かつての主力であったオフィス事業がペーパーレス化により構造的な市場縮小に直面しており、現在、抜本的な事業ポートフォリオの再編を断行しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-13 提出)収益性
営業利益率
-5.7%
≧10%が優良
ROA
-4.9%
≧5%が優良
ROE
-9.5%
≧10%が優良
ROIC
-5.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
-332.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-1149.0%
≧10%が優良
3行解説
- 多額の減損損失(525億円)と構造改革費用の計上により、親会社株主に帰属する当期純損失474億円を記録し、無配に転落した。
- プレシジョンメディシン事業(米国Ambry社等)を売却し非継続事業に分類。選択と集中を進め、フリー・キャッシュ・フローは757億円(前期比368億円増)を確保した。
- 2025年度を「Turn Around 2025」と位置づけ、ROE 5%以上の達成と、有利子負債の約1,940億円削減を掲げた財務基盤の修復を最優先課題としている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 100.6億円 / 予想: 480.0億円
—
売上高
実績: 2512.0億円 / 予想: 1.1兆円
-8.2%
2Q
営業利益
実績: 229.8億円 / 予想: 480.0億円
—
売上高
実績: 5131.6億円 / 予想: 1.1兆円
-8.0%
3Q
営業利益
実績: 332.9億円 / 予想: 480.0億円
—
売上高
実績: 7811.1億円 / 予想: 1.1兆円
-6.1%
通期
営業利益
実績: 498.7億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 1.1兆円 / 予想: 未開示
-3.6%
3行解説
- 2026年3月期(当期)は、事業構造改革の進展と非注力事業(プレシジョンメディシン事業)の非継続事業分類により、営業利益が498億円(前期は640億円の赤字)と大幅な黒字浮上を達成。
- インダストリー事業が売上高1,267億円(前期比6.3%増)、事業貢献利益224億円(同59.6%増)と牽引し、全セグメントで収益性が大幅に改善。
- 復配(年間12円)に加え、次期2027年3月期は年間18円への増配を予想。新中期経営計画「Corporate Plan 2026-2028」を策定し、2028年度までのROE 8%以上、PBR 1倍超の達成を目指す方針を鮮明にした。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | — | — | — | — | — |
| 2026-02-05 | 2026年3月期 第3四半期 | — | -5.1% | -18.0% | -24.9% | -19.9% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | — | -0.4% | +18.5% | +16.2% | +22.9% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | — | -0.3% | -0.0% | +0.8% | +0.5% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | — | -1.7% | +0.0% | -3.6% | -5.6% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | — | -0.1% | -5.4% | -6.3% | -22.0% |
有価証券報告書
2025-06-13 有価証券報告書-第121期(2024/04/01-2025/03/31)