株式会社ミルボンは、美容室専売のヘアケア製品、染毛剤、パーマネントウェーブ用剤等の製造・販売を行う化粧品メーカーです。
- 事業内容: 「すべては、美しく生きるために。」を掲げ、美容室・美容師を通じて製品を届ける独自の「フィールドパーソンシステム」を強みとしています。
- 主要製品: ヘアケア用剤(オージュア、エルジューダ等)、染毛剤(オルディーブ等)、化粧品(インプレア等)。
- 主要顧客: 株式会社トピー商事(売上高の14.4%)、株式会社ガモウ(同10.0%)等の美容ディーラー。
- 競合環境: 国内外の化粧品メーカーと競合。プロフェッショナル市場に特化し、製品開発にはトップヘアデザイナーの知見を取り入れる「TAC製品開発システム」で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-27 提出)収益性
営業利益率
10.7%
≧10%が優良
ROA
9.7%
≧5%が優良
ROE
7.0%
≧10%が優良
ROIC
8.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
-17.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-31.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は528.63億円(前期比3.0%増)と過去最高を更新したが、原材料・人件費・物流費の増大により営業利益は56.52億円(同17.4%減)の大幅減益となった。
- 国内の染毛剤市場での苦戦を受け、中期事業構想(2022-2026)の最終年度目標を、売上高580億円から548億円、営業利益84億円から63億円へと大幅に下方修正した。
- ROEは7.0%まで低下したが、配当性向81.2%への引き上げや20億円規模の自社株買いなど、利益成長鈍化を補う株主還元姿勢を鮮明にしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-13 15:40 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 7.1億円 / 予想: 70.0億円
-46.7%
売上高
実績: 111.8億円 / 予想: 542.5億円
-2.9%
2Q
営業利益
実績: 19.4億円 / 予想: 53.0億円
-39.0%
売上高
実績: 248.1億円 / 予想: 523.0億円
+1.1%
3Q
営業利益
実績: 34.9億円 / 予想: 53.0億円
-28.1%
売上高
実績: 378.3億円 / 予想: 523.0億円
+2.3%
通期
営業利益
実績: 56.5億円 / 予想: 未開示
-17.4%
売上高
実績: 528.6億円 / 予想: 未開示
+3.0%
3行解説
- 増収減益の着地: 売上高は前年比3.0%増の528億円と過去最高を更新したが、営業利益は17.4%減の56億円と大幅な減益。国内染毛剤の苦戦と販管費増が重しとなった。
- 海外成長と国内の二極化: 海外売上高が8.1%増と牽引する一方、国内は1.3%増に留まる。店販プラットフォーム「milbon:iD」の会員100万人突破はポジティブな進捗。
- 中期計画の下方修正: コスト構造の変化と国内の苦戦を反映し、中期事業構想の最終年度(2026年度)の目標値を昨年公表値から引き下げ、保守的な計画へと修正。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2025年12月期 通期 | -17.4% | +1.1% | +1.2% | +5.6% | — |
| 2025-11-14 | 2025年12月期 第3四半期 | -28.1% | +0.0% | +8.6% | +1.9% | -7.0% |
| 2025-08-08 | 2025年12月期 第2四半期 | -39.0% | -0.2% | -7.3% | -6.2% | -11.7% |
| 2025-05-13 | 2025年12月期 第1四半期 | -46.7% | -1.4% | -10.9% | -10.8% | -14.4% |
| 2025-02-14 | 2024年12月期 通期 | +23.8% | -2.1% | -8.0% | -2.5% | -3.9% |
有価証券報告書
2026-03-27 有価証券報告書-第66期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-27 有価証券報告書-第65期(2024/01/01-2024/12/31)