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日本高純度化学

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4973 プライム

日本高純度化学株式会社(JPC)は、1971年創業の電子機器の接点・接合に用いられる「貴金属めっき薬品」に特化した研究開発型企業です。金、銀、パラジウムなどの薬品を主軸とし、スマートフォン、パソコン、自動車、AIサーバ向けのプリント基板やコネクター、リードフレームを主要な用途としています。

  • 主要顧客: イビデン株式会社(売上高構成比27.1%)、兼松株式会社(15.4%)など、特定のハイエンド電子部品メーカーへの依存度が高い構造です。
  • 競合環境: 貴金属めっき薬品市場でトップクラスの地位を確立。大型設備を持たない「ファブレス(ファブライト)型」経営を特徴とし、社員の約8割が理系出身の技術者集団であることから、顧客のラインに合わせた高度なレシピ調合とスピード対応が強みです。

市場ポジション

プライム市場 / 化学

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-19 提出)

収益性

営業利益率

4.0%

≧10%が優良

ROA

3.0%

≧5%が優良

ROE

11.2%

≧10%が優良

ROIC

2.7%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

10.4%

≧10%が優良

営業利益成長率

41.8%

≧10%が優良

EPS成長率

187.4%

≧10%が優良

3行解説

  • AI需要と資産売却による増益: 生成AI向けパッケージ基板用薬品の好調と、政策保有株式の売却益計上により、当期純利益は前期比188.1%増の15.7億円と大幅伸長。
  • 資本効率重視への転換: ROE 11.3%(前期3.9%)へ急改善。DOE(自己資本配当率)5%を下限とする配当方針を導入し、1株当たり配当を126円へ大幅増配。
  • 次世代への布石: めっきで培った酸化還元(Redox)技術を応用し、2030年度までの電池材料市場への本格参入を掲げた中長期ビジョン「RDD2030」を推進中。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-24 14:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
-38.3%
売上高
+10.6%
2Q
営業利益
+1.9%
売上高
+19.1%
3Q
営業利益
+4.8%
売上高
+21.9%
通期
営業利益
+14.7%
売上高
+43.3%

3行解説

  • 生成AI向けの半導体パッケージ用薬品が牽引し、売上高は180.7億円(前期比43.3%増)と大幅な成長を達成。
  • 政策保有株式の売却を計画的に進め、2026年3月期の純利益は18.0億円を確保、配当も年間200円(前期比74円増)へ大幅増配。
  • 2027年3月期もAI需要の持続を背景に売上高240億円、年間配当230円を見込む強気の通期計画を公表。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-04-24 2026年3月期 通期 +14.7% +3.6% +5.8%
2026-01-26 2026年3月期 第3四半期 +4.8% +3.0% +20.4% +19.9% +19.1%
2025-10-24 2026年3月期 第2四半期 +1.9% +6.1% -2.9% -2.4% +6.9%
2025-07-25 2026年3月期 第1四半期 -38.3% -0.4% +0.7% -7.4% -6.2%
2025-04-25 2025年3月期 通期 +41.8% -0.5% -6.5% -3.4% +1.6%
2025-01-28 2025年3月期 第3四半期 +46.3% -0.6% -4.9% -3.6% -1.0%