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タカラバイオ 四半期進捗

決算短信(2025-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅な業績悪化と営業赤字転落: 第3四半期累計の売上高は前年同期比1.5%減の292.8億円にとどまり、営業損益は前年の3.3億円の黒字から14.7億円の赤字へ転落した。
  • 通期計画の全利益項目を下方修正: ライフサイエンス市場の回復遅れと価格競争激化を背景に、通期の親会社株主純利益を34億円から10億円へ70.6%減額した。
  • CDMO事業の苦戦と遺伝子医療の伸長: 受託サービス(CDMO)が前年同期比20.0%減と大きく落ち込む一方、遺伝子医療は27.3%増と成長を見せ、事業ポートフォリオ内で明暗が分かれた。

2. 直近の業績と進捗率

第3四半期累計(9ヶ月)の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 292.8億円(前年同期比1.5%減)
  • 営業利益: △14.7億円(前年同期は3.3億円の黒字)
  • 経常利益: △12.5億円(前年同期は5.8億円の黒字)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: △13.7億円(前年同期は1.5億円の黒字)

通期計画に対する進捗率(修正後計画455億円に対し):

  • 売上高進捗率は**64.3%**となっており、前年同期の68.3%(通期実績435億円に対し)と比較して進捗が遅れています。特に各利益項目が累計で赤字となっている点は、第4四半期に大幅な利益計上が必要であることを示唆しており、達成へのハードルは高い状況です。

3. セグメント別のモメンタム

単一セグメントですが、製品別の状況に顕著な差が出ています。

  • 減速(CDMO・試薬): 主力の「試薬」は224.2億円(0.8%減)と微減ながら、利益率の高い新型コロナ検査関連の減少が響いています。また「受託(CDMO)」は34.9億円(20.0%減)と大幅な減速。欧米のインフレ長期化や中国の不況により、顧客の研究予算縮減と投資抑制が直撃しています。

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進捗詳細

今期累計実績

2024-04 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2023-12
売上高 292.8億円 -1.5% 297.3億円
営業利益 -14.7億円 3.4億円
経常利益 -12.6億円 5.9億円
当期純利益(親会社帰属) -13.8億円 1.5億円
包括利益 -7.3億円 51.3億円
1株当たり当期純利益 -11.45円 1.28円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2024-03末
総資産 1193.0億円 1212.5億円
純資産 1090.0億円 1117.8億円
自己資本比率 91.1% 92.0%
自己資本 1086.9億円 1115.0億円
1株当たり純資産 902.66円 926円

通期予想

2024-04 〜 2025-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 455.0億円 +4.6%
営業利益 30.0億円 -0.1%
経常利益 30.0億円 -11.9%
当期純利益 10.0億円 -32.5%
1株当たり当期純利益 8.3円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 17円 17円 予想
年間合計 17円 17円 予想