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新田ゼラチン 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 構造改革による利益倍増: 北米子会社(NGU)の生産停止という不採算部門の整理が功を奏し、売上高が4.1%減となる一方、営業利益は114.0%増(39.3億円)と劇的に回復した。
  • 株主還元の大幅強化: 前期の16円から、今期は特別配当5円を含む25円へと大幅増配。新中期経営計画に基づく「キャッシュ創出力の強化」が配当政策に明確に反映された。
  • 新中計の好スタート: 2025年3月期から始まった新中期経営計画の初年度において、バイオメディカル事業の急成長(前年比31.8%増)やインド市場の堅調な需要を背景に、収益体質の改善を証明した。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 387.45億円(前年同期比 4.1%減)
  • 営業利益: 39.30億円(同 114.0%増)
  • 経常利益: 41.45億円(同 74.0%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 31.59億円(前期は18.50億円の赤字)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%ですが、注目すべきは利益率の改善です。売上高営業利益率は前期の4.5%から10.1%へと倍増しました。北米での不採算な生産業務を停止し、日本やインドからの供給に切り替えたことで、減収ながらも大幅な増益を達成する「筋肉質な体制」への転換が見て取れます。

3. セグメント別のモメンタム

当社はコラーゲン事業の単一セグメントですが、製品区分別の勢いは以下の通りです。

  • ゼラチン(減速・構造改革): 売上高 288.21億円(前年比6.1%減)。日本国内はグミやカプセル用が好調でしたが、北米での豚皮ゼラチン生産停止に伴う販売減が響きました。ただし、インドでのハードカプセル用シェア回復など、利益面での勢いは維持されています。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 387.4億円 -4.1% 404.2億円
営業利益 39.3億円 +114.0% 18.4億円
経常利益 41.5億円 +74.0% 23.8億円
当期純利益(親会社帰属) 31.6億円 -18.5億円
包括利益 35.8億円 +848.6% 3.8億円
1株当たり当期純利益 173.94円 -101.98円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 404.1億円 399.6億円
純資産 253.7億円 222.7億円
自己資本比率 51.2% 45.5%
自己資本 206.9億円 181.9億円
1株当たり純資産 1,138.94円 1,001.56円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 16.3% -9.9%
ROA(総資産経常利益率) 10.3% 5.8%
売上高営業利益率 10.1% 4.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 51.8億円 49.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -11.8億円 -30.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -25.5億円 -16.1億円
期末現金及び現金同等物残高 46.4億円 33.0億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 400.0億円 +3.2%
営業利益 40.0億円 +1.8%
経常利益 41.0億円 -1.1%
当期純利益 21.0億円 -33.5%
1株当たり当期純利益 115.59円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 8円 9円
期末 8円 16円
配当性向:当期 14.4% / 前期 — 純資産配当率:当期 2.3% / 前期 1.6%