HOUSEI株式会社は、新聞社や出版社向けの組版システム開発を祖業とするITソリューション企業です。現在は「メディア事業」「プロフェッショナルサービス事業」「プロダクト推進事業」を柱とし、日本国内および中国市場を中心にITサービスを展開しています。
- 主要製品・サービス: 新聞制作の基盤となる統合編集システム「NOVO」、生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」、顔認証システム、スマート倉庫システム「OmniXuttle」など。
- 主要顧客: 聖教新聞社(売上比率14.3%)、株式会社読売新聞東京本社(同7.5%)など、新聞・通信業界への依存度が依然として高い(連結売上の約40%)。
- 競合環境: 新聞業界向けでは競合他社の撤退による「残存者利益」を享受していますが、業界自体が縮小傾向にあります。受託開発分野では価格競争が激しく、AIやヘルスケアなどの新規領域での差別化が急務となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-26 提出)収益性
営業利益率
0.8%
≧10%が優良
ROA
0.7%
≧5%が優良
ROE
-6.1%
≧10%が優良
ROIC
0.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-2.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
-53.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-259.5%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は47.8億円(前年比2.8%減)、大型案件の期ずれや円安によるオフショア開発費の高騰により経常利益は0.54億円(同57.7%減)と大幅減益。
- 教育機関向けICT事業(アイード株式会社)に係るのれん減損損失2.06億円等を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失1.95億円の赤字に転落。
- 本業の収益性は悪化しているが、契約資産の回収等により営業CFは10.3億円の黒字を確保しており、自己資本比率64.0%と財務基盤は一定の健全性を維持。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-11 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.5億円 / 予想: 2.4億円
+53.3%
売上高
実績: 12.1億円 / 予想: 52.0億円
-6.5%
3行解説
- 売上高は前年同期比6.5%減の12.1億円となったが、利益面では営業利益が50.3%増の4,600万円と大幅な増益を達成した。
- 売上総利益率の改善と販管費の削減が奏功し、主力の国内IT事業の営業利益は前年同期比184.4%増と飛躍的に向上した。
- 生成AIによる医療書類作成支援や物流DX(WMS)の販売開始など、先端技術を活用した新領域への展開を加速させている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年12月期 第1四半期 | +53.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2025年12月期 通期 | -53.8% | +1.0% | -1.5% | +3.4% | — |
| 2025-11-13 | 2025年12月期 第3四半期 | +61.0% | -10.4% | -6.6% | -11.0% | -11.1% |
| 2025-08-13 | 2025年12月期 第2四半期 | — | -3.0% | -4.2% | -5.8% | -9.9% |
| 2025-05-14 | 2025年12月期 第1四半期 | +87.5% | -5.4% | -4.7% | -4.6% | -6.6% |
| 2025-02-13 | 2024年12月期 通期 | -49.7% | +7.3% | +13.3% | +32.4% | +16.4% |
有価証券報告書
2026-03-26 有価証券報告書-第30期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-28 有価証券報告書-第29期(2024/01/01-2024/12/31)