新報国マテリアル株式会社は、半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向けの「低熱膨張合金」を中心とした特殊合金素形材、および精密加工品の製造販売を主軸とする企業です。その他、不動産賃貸事業(本社工場跡地等)も展開しています。主要顧客にはキヤノン(売上比率28.7%)、ニコン(26.4%)、日本製鉄(15.4%)といった大手企業が名を連ねており、ハイテク産業の設備投資動向に強く影響を受ける事業構造です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-30 提出)収益性
営業利益率
8.4%
≧10%が優良
ROA
6.0%
≧5%が優良
ROE
7.0%
≧10%が優良
ROIC
5.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-10.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
-27.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-29.8%
≧10%が優良
3行解説
- 汎用民生品(スマホ・PC)向けの需要低迷により、売上高は55.4億円(前期比10.8%減)、純利益は4.0億円(同30.4%減)の減収減益となった。
- 財務体質は極めて強固であり、自己資本比率は75.2%まで上昇、配当性向も41.5%へ引き上げ株主還元を強化している。
- 金属3D積層造型を「第三の柱」と位置づけ、研究開発費3.6億円を投じて次世代インバー合金や新製造技術の確立を急いでいる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-14 13:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.5億円 / 予想: 6.5億円
-27.0%
売上高
実績: 14.8億円 / 予想: 60.0億円
-10.2%
3行解説
- 主力の半導体製造装置市場は前第4四半期を底に回復基調にあるが、前年同期の業績が極めて好調だった反動により、第1四半期は減収減益での着地となった。
- 受注状況は堅調に推移しており、AIおよびデータセンター向け半導体投資の回復を背景に、今後の売上高は対前期で増加すると見込んでいる。
- 財務面では、運転資金の確保や借入金の振替等により流動負債が増加したが、自己資本比率は72.7%と高い水準を維持している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年12月期 第1四半期 | -27.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2025年12月期 通期 | -27.8% | +0.3% | +3.6% | +9.5% | — |
| 2025-11-07 | 2025年12月期 第3四半期 | -3.2% | -7.6% | -8.8% | -11.8% | -16.2% |
| 2025-08-08 | 2025年12月期 第2四半期 | +0.6% | -4.3% | -7.2% | -8.0% | -10.5% |
| 2025-05-09 | 2025年12月期 第1四半期 | +30.2% | -2.0% | -1.7% | -2.2% | +1.9% |
| 2025-02-07 | 2024年12月期 通期 | +2.7% | +0.8% | -2.3% | -1.2% | +3.8% |
有価証券報告書
2026-03-30 有価証券報告書-第93期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-28 有価証券報告書-第92期(2024/01/01-2024/12/31)