ファーストアカウンティング株式会社は、会計分野に特化したAIソリューション「経理AI事業」を展開する企業です。主要製品として、領収書や請求書をテキストデータ化するAIモジュール「Robota(ロボタ)シリーズ」と、リモートワーク下での経理業務を支援するプラットフォーム「Remota(リモタ)」、さらには高度な会計判断を自動化する「経理AIエージェント」を提供しています。 主なターゲットは売上高500億円以上のエンタープライズ(大企業)であり、2025年12月末時点の導入社数は165社に達しています。競合環境としてはAI-OCR技術を提供する複数の企業が存在しますが、同社は会計・税務に特化した独自アルゴリズムと高い読取精度、仕訳の自動化までを一気通貫で行う機能性で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-27 提出)収益性
営業利益率
12.3%
≧10%が優良
ROA
10.1%
≧5%が優良
ROE
11.8%
≧10%が優良
ROIC
11.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
—
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は23.70億円に達し、大企業向けの導入拡大によりMRR(月額課金)が17.25億円と収益の柱として強固に成長。
- 生成AIを活用した「経理AIエージェント」の本格展開と、米国市場への進出(2025年4月子会社設立)により、さらなる成長領域を拡大。
- プロシップ社との資本業務提携(約5.14億円の出資)によるクロスセルの強化と、自社株買い(約1.50億円)を通じた積極的な株主還元。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.7億円 / 予想: 2.4億円
+25.5%
売上高
実績: 5.5億円 / 予想: 23.6億円
+44.6%
2Q
営業利益
実績: 1.1億円 / 予想: 2.4億円
+14.1%
売上高
実績: 11.2億円 / 予想: 23.6億円
+42.2%
3Q
営業利益
実績: 2.4億円 / 予想: 2.4億円
—
売上高
実績: 17.1億円 / 予想: 23.6億円
—
通期
営業利益
実績: 2.9億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 23.7億円 / 予想: 未開示
—
3行解説
- 連結決算への移行と大幅増収: 2025年12月期より連結決算を開始。個別業績ベースで売上高は前年比38.8%増の23.6億円と急成長し、エンタープライズ向けクラウド型AIプラットフォーム「Remota」が牽引。
- 生成AIの本格収益化開始: 単純な入力業務だけでなく、生成AIを活用した経理判断支援サービスの販売を本格開始。導入社数は前年末の140社から165社へ着実に拡大。
- プロシップ社との資本業務提携: 決算発表と同日に、固定資産管理の最大手プロシップ社との資本業務提携を発表。2027年の新リース会計基準適用を商機と捉えた攻めの姿勢が鮮明に。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2025年12月期 通期 | — | -9.6% | -8.4% | -10.4% | — |
| 2025-11-14 | 2025年12月期 第3四半期 | — | +9.5% | -12.5% | -21.8% | -23.5% |
| 2025-08-14 | 2025年12月期 第2四半期 | +14.1% | -1.7% | -3.9% | -16.8% | -24.5% |
| 2025-05-15 | 2025年12月期 第1四半期 | +25.5% | -1.5% | +1.8% | -2.6% | +0.1% |
| 2025-02-14 | 2024年12月期 通期 | +43.7% | -6.5% | +1.6% | +8.2% | -2.0% |
有価証券報告書
2026-03-27 有価証券報告書-第10期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-28 有価証券報告書-第9期(2024/01/01-2024/12/31)