短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な減益決算: 売上高は前年同期比3.8%減の224.78億円、営業利益は同48.5%減の11.94億円と、主力のステンレス鋼線事業の苦戦が響き利益がほぼ半減した。
- 中国市場の減速が直撃: 中国での太陽光パネルの在庫調整に伴う極細線の受注急減、および建築関連の需要低迷が重なり、利益率の高い製品の出荷が伸び悩んだ。
- 金属繊維部門は底打ちの兆し: 半導体向け超精密ガスフィルターが回復基調にあり、同部門は4.2%の増収を確保したが、鋼線部門の落ち込みをカバーするには至らなかった。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第2四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 224.78億円(前年同期比3.8%減)
- 営業利益: 11.94億円(同48.5%減)
- 経常利益: 12.42億円(同46.9%減)
- 中間純利益: 9.02億円(同43.9%減)
通期計画(営業利益32億円)に対する進捗率:
- 今期進捗率: 37.3%
- 前年同期の進捗率: 50.7%(通期実績45.75億円に対し中間23.18億円) 前年同期の進捗ペースを大きく下回っており、通期計画の達成には下期の大幅な巻き返しが必要な状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- ステンレス鋼線(減速): 売上高187.08億円(5.3%減)。自動車向けやばね用材は堅調だったものの、建築向け鋲螺用材の低迷が継続。特に中国の太陽光パネル在庫調整による極細線の受注減が痛手。LMEニッケル価格の下落基調も利益押し下げ要因。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 224.8億円 | -3.8% | 233.7億円 |
| 営業利益 | 11.9億円 | -48.5% | 23.2億円 |
| 経常利益 | 12.4億円 | -46.9% | 23.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 9.0億円 | -43.9% | 16.1億円 |
| 包括利益 | 10.4億円 | -50.4% | 21.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 29.41円 | — | 52.49円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 556.0億円 | 558.8億円 |
| 純資産 | 421.2億円 | 419.0億円 |
| 自己資本比率 | 74.5% | 73.7% |
| 自己資本 | 414.2億円 | 412.1億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 435.0億円 | -7.0% |
| 営業利益 | 32.0億円 | -30.1% |
| 経常利益 | 32.0億円 | -30.2% |
| 当期純利益 | 23.0億円 | -29.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 74.99円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 28円 | 16円 |
| 期末 | 28円 | 26円 予想 |
| 年間合計 | 56円 | 42円 予想 |