株式会社フジクラは、光ファイバ・ケーブルを中心とする通信インフラ事業を中核に、電子基板(FPC)やコネクタ、自動車用ワイヤハーネス、エネルギー(電線・ケーブル)を展開する大手非鉄金属メーカーです。
- 主要製品・サービス: 通信インフラ向け「SWR®/WTC®」(高密度・細径光ケーブル)、FPC(フレキシブルプリント配線板)、HDD用アクチュエータ、自動車用ワイヤハーネス、高温超電導線材。
- 主要顧客: 通信事業者(国内外のハイパースケールデータセンタ事業者含む)、スマートフォンメーカー、自動車メーカー。
- 競合環境: 住友電気工業、古河電気工業といった国内勢に加え、光通信分野ではCorning(米)、Prysmian(伊)などのグローバルプレイヤーと競合します。特にデータセンタ向け高密度光ケーブルでは独自の技術優位性を保持しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
13.8%
≧10%が優良
ROA
17.4%
≧5%が優良
ROE
22.7%
≧10%が優良
ROIC
17.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
22.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
95.0%
≧10%が優良
EPS成長率
78.6%
≧10%が優良
3行解説
- 中期計画の超速達成: 生成AI普及に伴うデータセンタ需要の爆発により、売上高9,793億円、営業利益1,355億円を記録。2025年度目標を1年前倒しで大幅に超過。
- 収益構造の激変: 情報通信事業が全利益の約7割を稼ぎ出す圧倒的な牽引役となり、ROEは24.35%と、従来の電線メーカーの枠を超えた高収益体質へ転換。
- 還元姿勢の強化: キャッシュ創出力を背景に、2026年3月期の連結配当性向を40%へ引き上げる方針を決定し、成長投資と株主還元の両立を加速。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-09 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 410.9億円 / 予想: 760.0億円
+68.0%
売上高
実績: 2679.1億円 / 予想: 5250.0億円
+22.7%
2Q
営業利益
実績: 901.7億円 / 予想: 1790.0億円
+63.5%
売上高
実績: 5589.9億円 / 予想: 1.1兆円
+24.9%
3Q
営業利益
実績: 1422.0億円 / 予想: 1950.0億円
+47.7%
売上高
実績: 8549.3億円 / 予想: 1.1兆円
+20.2%
3行解説
- 生成AI需要が爆発: 情報通信事業が生成AI・データセンタ向け需要の急拡大を背景に前年同期比で利益ほぼ倍増(+87.2%)となり、グループ全体の業績を強力に牽引した。
- 大幅な上方修正と増配: 絶好調な業績を受け、通期計画を上方修正。年間配当予想も前回予想から大幅に引き上げ、前期の100円から215円へと倍増以上の水準に設定された。
- 明暗分かれる事業構造: 情報通信とエネルギーが好調な一方、エレクトロニクスはタイバーツ高や競争激化で大幅減益(-64.7%)となるなど、セグメント間での収益性の差が鮮明になった。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-09 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-07 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-07 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-26 2025-03 期末 有価証券報告書-第177期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-13 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-10 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)