カナレ電気株式会社は、放送・通信用ケーブル、コネクタ、ハーネス、およびAV機器(パッシブ・電子)の製造・販売を主軸とするニッチトップ企業です。主な顧客は放送局、スタジオ、電設業界、およびホール・スタジアム等の公共施設です。競合環境としては、高い信頼性が求められるプロユース市場において、自社開発のコネクタとケーブルを組み合わせた「高信頼性」を武器に、国内外で強固なブランド地位(CANARE)を築いています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-18 提出)収益性
営業利益率
12.1%
≧10%が優良
ROA
7.8%
≧5%が優良
ROE
6.5%
≧10%が優良
ROIC
6.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
13.9%
≧10%が優良
EPS成長率
15.1%
≧10%が優良
3行解説
- 第53期(2025年12月期)は売上高131.1億円(前年比5.9%増)、経常利益16.7億円(15.9%増)となり、売上・利益ともに伸長し過去最高を更新。
- 自己資本比率90.4%という極めて強固な財務基盤を維持しつつ、配当性向40%を目安とした株主還元(年間配当66円)を継続。
- 国内のNHK放送センター建替や海外のスポーツイベント需要が業績を牽引する一方、米国市場では関税影響によりセグメント利益が85.8%減と苦戦。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-04-28 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.8億円 / 予想: 14.8億円
-25.2%
売上高
実績: 32.2億円 / 予想: 132.0億円
-3.6%
3行解説
- 国内放送市場における前期の大型案件(NHK関連)の反落により、売上高32.18億円(前年同期比3.6%減)、営業利益3.80億円(同25.0%減)の減収減益となった。
- 国内の苦戦を中国(売上高22.8%増)や韓国(同15.5%増)などの海外市場の増収で補う構図となっており、海外売上高比率は51.2%(前年同期は43.7%)へ上昇した。
- 利益面では人的資本投資や製品開発費の増加が重石となったが、自己資本比率91.3%という極めて強固な財務基盤を維持している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-28 | 2026年12月期 第1四半期 | -25.2% | -0.2% | -6.1% | — | — |
| 2026-01-29 | 2025年12月期 通期 | +13.9% | +0.6% | -5.2% | -0.2% | -4.5% |
| 2025-10-30 | 2025年12月期 第3四半期 | +30.9% | +2.2% | +1.2% | -1.2% | -4.5% |
| 2025-07-30 | 2025年12月期 第2四半期 | +39.1% | +2.3% | +3.1% | -2.3% | +9.2% |
| 2025-04-25 | 2025年12月期 第1四半期 | +28.9% | +0.8% | -1.1% | -1.3% | -0.9% |
| 2025-01-30 | 2024年12月期 通期 | -16.7% | -4.5% | +2.7% | +5.6% | +13.7% |
有価証券報告書
2026-03-18 有価証券報告書-第53期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-21 有価証券報告書-第52期(2024/01/01-2024/12/31)