株式会社大谷工業は、1946年創業の電力・通信インフラ用架線金物および建材用スタッドの製造販売を主軸とする鉄鋼二次製品メーカーです。
- 主要製品: 架線金物(電力・通信用)、送電鉄塔、建築用スタッド(頭付きスタッド)、免震ベースプレート。
- 主要顧客: 北陸電力送配電株式会社(売上高の10.85%を占める)をはじめとする電力各社、通信会社、建設会社。
- 競合環境: 鉄鋼製品のため原材料価格の影響を受けやすく、受注競争が激化していますが、大型鋼材から小物まで対応可能な自社メッキ設備に強みを持ちます。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
6.0%
≧10%が優良
ROA
6.4%
≧5%が優良
ROE
9.5%
≧10%が優良
ROIC
8.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
12.6%
≧10%が優良
EPS成長率
10.3%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は78.99億円(前年同期比0.2%減)と横ばいだが、価格転嫁と製造コスト見直しにより営業利益は4.73億円(同12.6%増)と増益を確保。
- 2025年12月完了予定の「富山呉羽工場」新設に13.88億円を投じ、生産効率向上と環境負荷低減(CO2削減)を推進する攻めの投資フェーズ。
- 営業CFは7.83億円と純利益(3.69億円)を大きく上回り、自己資本比率53.9%と極めて健全な財務基盤を維持している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.1億円 / 予想: 2.8億円
-40.4%
売上高
実績: 20.1億円 / 予想: 78.3億円
+2.8%
2Q
営業利益
実績: 1.9億円 / 予想: 2.8億円
-38.0%
売上高
実績: 38.8億円 / 予想: 78.3億円
-2.6%
3Q
営業利益
実績: 3.4億円 / 予想: 2.8億円
-27.1%
売上高
実績: 57.4億円 / 予想: 78.3億円
-4.0%
通期
営業利益
実績: 4.0億円 / 予想: 未開示
-14.4%
売上高
実績: 75.3億円 / 予想: 未開示
-4.7%
3行解説
- 2026年3月期は、建設コスト高騰による工期順延や、新工場の減価償却費負担が響き、売上高(前年同期比4.7%減)および各段階利益で減収減益の着地となった。
- 営業キャッシュ・フローが2.61億円の赤字に転落。これは法人税等の支払いに加え、仕入債務の減少や棚卸資産の増加といった運転資本の変動が主因。
- 2027年3月期の通期予想は、売上高が6.0%増と回復を見込む一方、当期純利益は12.5%減の2.6億円を計画しており、利益面での苦戦が続く見通し。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -14.4% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | -27.1% | -1.3% | +6.8% | -19.8% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | -38.0% | +0.5% | -1.0% | +3.5% | +17.9% |
| 2025-08-12 | 2026年3月期 第1四半期 | -40.4% | -0.7% | -2.5% | -3.2% | -8.3% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +12.6% | -1.8% | -3.5% | -3.7% | -4.8% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | +37.9% | +1.8% | +4.6% | +22.2% | +1.8% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)