日本パワーファスニング 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 本業は赤字継続も最終益はV字回復: 営業損益は0.93億円の損失(前期は1.25億円の損失)と改善傾向にあるが赤字が続く一方、工場売却益や為替差益により親会社株主に帰属する当期純利益は5.09億円(前期は1.08億円の損失)と大幅な黒字転換を達成。
  • 構造改革と一時的要因の混在: 下館工場の譲渡(固定資産売却益3.31億円)や、在外子会社の減資に伴う為替差益(4.55億円)といった一過性利益が利益を押し上げた。
  • 2025年度は本業黒字化を計画: 生産拠点の集約や販価転嫁の継続により、次期は営業利益1.2億円と通期での本業黒字化を見込む。

2. 直近の業績と進捗率

2024年12月期(通期)の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 50.4億円(前期比1.3%減)
  • 営業利益: △0.93億円(前期は△1.25億円)
  • 経常利益: 3.66億円(前期は△0.44億円)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 5.09億円(前期は△1.08億円)

本決算は通期実績のため進捗率は100%となりますが、期初予想(あるいは前年同期の勢い)と比較すると、売上高は既存取引先の方針変更(複数社購買への移行)により微減となりました。一方で、営業赤字幅は縮小しており、不採算拠点の整理などの構造改革の効果が徐々に現れ始めています。

3. セグメント別のモメンタム

同社は建築用ファスナー及びツール関連事業の単一セグメントですが、市場環境による明暗が分かれています。

  • 減速要因: 新設住宅着工戸数の減少傾向が続いており、住宅向け需要は厳しい状況です。また、資材価格・エネルギー価格の高騰が原価を圧迫しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 50.4億円 -1.3% 51.1億円
営業利益 -93,000,000円 -1.3億円
経常利益 3.7億円 -44,000,000円
当期純利益(親会社帰属) 5.1億円 -1.1億円
包括利益 29,000,000円 -52,000,000円
1株当たり当期純利益 32.46円 -6.83円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 57.9億円 74.6億円
純資産 23.0億円 33.7億円
自己資本比率 39.5% 45.1%
自己資本 22.8億円 33.6億円
1株当たり純資産 159.96円 211.85円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 18.0% -3.2%
ROA(総資産経常利益率) 5.5% -0.6%
売上高営業利益率 -1.9% -2.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 2.3億円 2.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 9.6億円 4.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -17.7億円 -1.2億円
期末現金及び現金同等物残高 16.2億円 21.2億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 53.3億円 +5.7%
営業利益 1.2億円
経常利益 1.0億円 -72.7%
当期純利益 85,000,000円 -83.3%
1株当たり当期純利益 5.95円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 20円
期末 0円 5円
配当性向:当期 77.0% / 前期 — 純資産配当率:当期 13.4% / 前期 —