短信要約
1. 要点(3行)
- 売上は増収も本業は赤字継続: 価格転嫁の進展により売上高は前年同期比5.0%増の24.5億円となったが、エネルギー価格や物流費の高騰が響き、営業損益は0.46億円の赤字を脱却できず。
- 経常利益が大幅悪化(前年比赤字転落): 前年同期に計上した在外子会社の減資に伴う為替差益(4.6億円)が剥落したことで、経常利益は3.9億円の黒字から0.68億円の赤字へ急激に悪化。
- 通期黒字達成へのハードル上昇: 通期計画の営業利益1.2億円に対し、中間期時点で赤字が継続。達成には下期での大幅な収益改善が必要な、不透明感の強い着地。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期第2四半期の連結累計実績は以下の通りです。
- 売上高: 24.5億円(前年同期比5.0%増)
- 営業利益: △0.46億円(前年同期は△0.91億円)
- 経常利益: △0.68億円(前年同期は3.9億円の黒字)
- 中間純利益: △0.83億円(前年同期は3.1億円の黒字)
通期計画に対する進捗率と勢い:
- 売上高進捗率は46.0%(前年同期43.8%)と、値上げの効果で概ね順調です。
- 一方、各利益項目は通期黒字予想に対して軒並み赤字の状態です。前年同期は営業外収益(為替差益)によって最終黒字を確保していましたが、今期は一過性利益がなく、本業の稼ぐ力が通期目標(営業益1.2億円)に対して大幅に遅れています。
3. セグメント別のモメンタム
建築用ファスナー及びツール関連事業の単一セグメントですが、状況は以下の通りです。
- 勢い(売上): 新設住宅着工戸数の減少という逆風下で、価格転嫁の推進や新規顧客開拓により、売上高は前年比でプラスを維持しています。
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今期累計実績
2025-01 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 24.5億円 | +5.0% | 23.4億円 |
| 営業利益 | -46,000,000円 | — | -91,000,000円 |
| 経常利益 | -68,000,000円 | — | 3.9億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -83,000,000円 | — | 3.2億円 |
| 包括利益 | -21,000,000円 | — | -13,000,000円 |
| 1株当たり当期純利益 | -5.87円 | — | 19.92円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 56.3億円 | 57.9億円 |
| 純資産 | 22.1億円 | 23.0億円 |
| 自己資本比率 | 39.0% | 39.5% |
| 自己資本 | 21.9億円 | 22.8億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 53.3億円 | +5.7% |
| 営業利益 | 1.2億円 | — |
| 経常利益 | 1.0億円 | -72.7% |
| 当期純利益 | 85,000,000円 | -83.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 5.95円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 20円 | 0円 |
| 期末 | 5円 | 5円 予想 |
| 年間合計 | 25円 | 5円 予想 |