短信要約
株式会社スーパーツール(5990)の2026年3月期第3四半期決算に基づき、証券アナリストの視点で業績を分析します。
1. 要点(3行)
- 売上高は環境関連事業の寄与で前年同期比7.3%増となったが、主力の金属製品事業の苦戦により営業利益は23.2%減と大幅な減益に着地。
- 2028年までの撤退を決定している環境関連事業が売上増を牽引する「歪な収益構造」となっており、本業のモメンタムは弱い。
- 前年同期に計上した事業撤退損(約4.9億円)が無くなったことで最終損益は黒字化したが、通期利益計画に対する進捗率は5割強に留まり、下振れリスクが意識される。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 42.6億円(前年同期比 +7.3%)
- 営業利益: 2.5億円(同 △23.2%)
- 経常利益: 2.7億円(同 △18.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1.8億円(前年同期は2.5億円の赤字)
【通期計画に対する進捗率】 通期計画(売上高60億円、営業利益4.8億円)に対し、売上高の進捗率は71.1%、営業利益は**53.2%**です。第3四半期(9ヶ月経過)時点で利益の進捗が5割程度に留まっており、例年の進捗や前年同期と比較しても、計画達成には第4四半期で相当な巻き返しが必要な状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 金属製品事業(減速): 売上高34.7億円(前年同期比4.9%減)、セグメント利益4.8億円(同19.4%減)。国内のレンチ類などは堅調ですが、海外市場、特に韓国における建設需要の停滞が響き、減収減益となりました。原材料価格の高止まりも利益を圧迫しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-03 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-03 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 42.6億円 | +7.3% | 39.7億円 |
| 営業利益 | 2.6億円 | -23.2% | 3.4億円 |
| 経常利益 | 2.7億円 | -18.9% | 3.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 1.8億円 | — | -2.6億円 |
| 包括利益 | 1.8億円 | — | -2.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 77.55円 | — | -110.01円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 135.0億円 | 133.6億円 |
| 純資産 | 103.1億円 | 102.8億円 |
| 自己資本比率 | 76.4% | 76.9% |
| 自己資本 | 103.1億円 | 102.8億円 |
通期予想
2025-03 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 60.0億円 | +14.5% |
| 営業利益 | 4.8億円 | +28.6% |
| 経常利益 | 4.8億円 | +28.1% |
| 当期純利益 | 3.3億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 139.89円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 35円 | 35円 |
| 期末 | 35円 | 35円 予想 |
| 年間合計 | 70円 | 70円 予想 |