株式会社三機サービスは、空調機器、厨房機器、電気設備、給排水衛生設備などのトータルメンテナンスを主軸とする企業です。パナソニック産機システムズとの業務提携を背景に、大型空調の保守からスタートしましたが、現在は施設の付帯設備を一括受託する「トータルメンテナンスサービス」を強みとしています。
- 主要製品・サービス: 空調設備管理、省エネインバータ化工事、店舗リニューアル工事、スチールドア・サッシの製造販売。
- 主要顧客: 株式会社ローソン(売上高の12.5%、約25.6億円を占める)。
- 競合環境: 施工業者やメーカー系メンテナンス会社が多数存在しますが、24時間365日対応のコールセンターと全国16か所の拠点を生かした「内製化」と「外注パートナー網」のハイブリッド体制で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-29 提出)収益性
営業利益率
4.9%
≧10%が優良
ROA
11.0%
≧5%が優良
ROE
15.3%
≧10%が優良
ROIC
12.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
38.6%
≧10%が優良
EPS成長率
47.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高206.3億円(前期比6.2%増)、営業利益10.2億円(同38.6%増)と増収増益。修理案件の増加と教育機関向け空調更新工事が寄与した。
- ROEが15.3%へ大幅改善し、配当も記念配当込みで25円へ増配。2028年5月期に売上高326億円を目指す意欲的な新中期経営計画を公表。
- 営業利益の113%が第2・第4四半期に集中する極めて高い季節変動リスクを抱えるが、キャッシュフローは潤沢で、積極的なM&Aによる成長を模索中。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-14 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.9億円 / 予想: 11.3億円
—
売上高
実績: 59.6億円 / 予想: 233.0億円
+44.5%
2Q
営業利益
実績: 5.4億円 / 予想: 11.3億円
+62.1%
売上高
実績: 119.3億円 / 予想: 233.0億円
+25.1%
3Q
営業利益
実績: 6.6億円 / 予想: 11.3億円
+110.8%
売上高
実績: 179.3億円 / 予想: 233.0億円
+26.2%
3行解説
- メンテナンス事業での大型設備更新案件の受注や建設関連製品事業の好調により、売上高は前年同期比26.2%増、営業利益は同110.6%増と大幅な増収増益を達成。
- 中期経営計画の重点施策である「工事の内製化」が進展しており、外注費抑制を通じた利益率の向上に努める姿勢が鮮明となっている。
- 全セグメントで大幅な伸びを見せている一方、通期利益計画に対する進捗率は約6割に留まっており、第4四半期への偏重が鮮明な着地となった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年5月期 第3四半期 | +110.8% | +1.6% | -3.2% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年5月期 第2四半期 | +62.1% | +0.2% | -11.2% | -22.9% | -18.2% |
| 2025-10-15 | 2026年5月期 第1四半期 | — | +4.4% | +16.4% | +20.2% | +0.0% |
| 2025-07-15 | 2025年5月期 通期 | +38.6% | +3.4% | +19.4% | +42.1% | +48.2% |
| 2025-04-11 | 2025年5月期 第3四半期 | -32.8% | +5.7% | +0.1% | -3.2% | -2.6% |
| 2025-01-14 | 2025年5月期 第2四半期 | -23.0% | -0.1% | -0.5% | -2.7% | +1.0% |
有価証券報告書
2025-08-29 有価証券報告書-第48期(2024/06/01-2025/05/31)