ジャパンマテリアル株式会社は、半導体・液晶製造工場向けのインフラ構築・運営を主軸とする企業グループです。
- 事業内容: 特殊ガス供給装置の製造・販売、配管設計施工、および工場の運営管理を行う「トータルファシリティマネジメント(TFM)」を提供。
- 主要製品・サービス: 特殊ガス供給装置、真空ポンプのメンテナンス、薬液供給管理(TCM)、超純水プラントの運転管理。また、グラフィックスソリューション(デジタルサイネージ等)や太陽光発電事業も展開。
- 主要顧客: キオクシア株式会社グループ(連結売上高の38.5%)、JASM(TSMCの日本子会社)など。
- 競合環境: 特殊ガス供給システムという高度な専門性が求められるニッチ領域において、製造から保守・運営まで一貫して請け負う独自のビジネスモデル(TFM)により、強い顧客固着性を有しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
21.2%
≧10%が優良
ROA
18.3%
≧5%が優良
ROE
15.4%
≧10%が優良
ROIC
14.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
44.2%
≧10%が優良
EPS成長率
38.5%
≧10%が優良
3行解説
- 国内半導体工場の稼働率回復とTFMの拡大により、営業利益は前年同期比44.2%増の111.88億円と大幅な増益を達成。
- ROEは15.5%へ向上、自己資本比率も82.4%と極めて高く、高収益かつ盤石な財務基盤を維持している。
- キオクシアへの売上依存度が38.5%と高く、半導体市況の変動が業績に直結するリスクを抱えるが、次世代拠点(北海道・熊本)への先行投資で分散を図る。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:40 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 31.9億円 / 予想: 130.0億円
+59.4%
売上高
実績: 132.6億円 / 予想: 570.0億円
+18.8%
2Q
営業利益
実績: 60.8億円 / 予想: 130.0億円
+37.3%
売上高
実績: 256.7億円 / 予想: 570.0億円
+11.4%
3Q
営業利益
実績: 100.0億円 / 予想: 130.0億円
+46.1%
売上高
実績: 417.3億円 / 予想: 570.0億円
+18.0%
通期
営業利益
実績: 146.4億円 / 予想: 未開示
+30.9%
売上高
実績: 579.8億円 / 予想: 未開示
+10.1%
3行解説
- 2026年3月期は、売上高10.1%増、営業利益30.9%増と、主力の半導体関連事業が牽引し大幅な増収増益を達成。
- 生成AIやデータセンター向けの先端半導体投資を追い風に、次期も売上高610億円、営業利益155億円と過去最高更新を見込む。
- 好業績を背景に株主還元を強化しており、前期比8円増の32円配当を実施、次期も35円への連続増配を予定。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +30.9% | -2.4% | -8.9% | +4.1% | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +46.1% | +0.9% | +20.5% | +9.3% | +5.2% |
| 2025-11-12 | 2026年3月期 第2四半期 | +37.3% | -2.0% | -18.4% | -20.9% | -29.8% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +59.4% | +3.4% | +3.9% | +5.2% | +31.1% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +44.2% | +3.5% | +12.7% | +12.0% | +4.6% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | +24.8% | +1.6% | -10.0% | -16.7% | -26.8% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)