株式会社シグマクシス・ホールディングスは、三菱商事グループのIT・コンサルティング支援を源流に持つ独立系コンサルティングファームです。顧客の「シェルパ(伴走者)」として、戦略立案から実行(SaaS導入、DX推進等)までを一気通貫で支援するスタイルに強みを持ちます。
- 事業内容: コンサルティング事業(MX:マネジメント、DX:デジタル、SX:サービスの3つの変革支援)および投資事業。
- 主要顧客: 運輸(日本郵政グループ等)、金融、情報通信、製造業などの大手企業。特に株式会社NYK Business Systemsが連結売上高の13.4%を占める主要顧客です。
- 競合環境: 大手外資系コンサルティングファームや国内ITベンダー系コンサルと競合しますが、独自の「アグリゲーション(社内外の能力を組み合わせる)」モデルと高い顧客満足度(97ポイント)で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
21.4%
≧10%が優良
ROA
29.7%
≧5%が優良
ROE
32.0%
≧10%が優良
ROIC
29.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
17.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
33.2%
≧10%が優良
EPS成長率
35.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高・各利益ともに過去最高を更新。DX需要の拡大を背景にコンサルティング事業が極めて好調で、ROE 32.0%という驚異的な収益性を実現。
- 足かせとなっていた投資事業の停止と連結子会社SXIの吸収合併を決定。機能を本体に集約し、成長戦略としてのM&Aや価値共創投資を加速させる方針。
- 営業CFが純利益を上回る質の高い収益構造。配当性向50%(2030年度目標)への引き上げや積極的な自社株買い・消却など、株主還元姿勢も非常に強い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 16.2億円 / 予想: 69.5億円
+22.8%
売上高
実績: 62.4億円 / 予想: 300.0億円
+4.5%
2Q
営業利益
実績: 32.0億円 / 予想: 61.0億円
+12.7%
売上高
実績: 125.6億円 / 予想: 245.0億円
+0.0%
3Q
営業利益
実績: 45.5億円 / 予想: 61.0億円
+3.1%
売上高
実績: 180.3億円 / 予想: 245.0億円
-7.5%
通期
営業利益
実績: 60.6億円 / 予想: 未開示
+7.6%
売上高
実績: 238.3億円 / 予想: 未開示
-9.4%
3行解説
- 投資事業の停止と「コンサルティング事業」への単一セグメント移行に伴い、売上高は238.31億円(前期比9.4%減)となるも、外注費の約40%削減により営業利益・経常利益は過去最高を更新。
- 人的資本経営を加速させ、コンサルタント数は2026年3月末時点で692名まで拡大。2026年4月には新卒・中途採用により757名体制へ増員。
- 年間配当を前期の21円から26円へ大幅増配(配当性向54.5%)。次期(2027年3月期)も同水準の26円を維持する方針。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年3月期 通期 | +7.6% | +2.5% | — | — | — |
| 2026-02-05 | 2026年3月期 第3四半期 | +3.1% | +2.0% | -16.0% | -0.4% | -10.4% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | +12.7% | -2.0% | -14.0% | -9.3% | -8.1% |
| 2025-08-05 | 2026年3月期 第1四半期 | +22.8% | -1.0% | -13.6% | -29.1% | -35.9% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | +33.2% | +1.1% | +2.0% | +20.8% | +10.9% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | +33.6% | +0.6% | +8.3% | +1.6% | +8.0% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第17期(2024/04/01-2025/03/31)