フェニックスバイオ 四半期進捗

決算短信(2026-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 損益分岐点の劇的改善: 売上高は前年同期比5.0%増の12億円に留まるも、海外不採算拠点の清算による原価・販管費の圧縮が奏功し、全ての利益項目で大幅な黒字転換を達成。
  • 主力製品の明暗: 主力のPXBマウス販売が前年比18.3%増と牽引する一方で、受託試験サービスやPXB-cells販売は米製薬企業の予算抑制の影響を受け、二桁の減収と苦戦。
  • 受注環境に急ブレーキ: 受注高が前年同期の15.9億円から8.1億円へとほぼ半減(約49%減)しており、足元の黒字化以上に次期以降の成長鈍化リスクが鮮明となった。

2. 直近の業績と進捗率

第3四半期累計の連結実績は、売上高12億円(前年同期比5.0%増)、営業利益0.68億円(前年同期は1.53億円の赤字)、経常利益0.98億円(同1.46億円の赤字)、親会社株主に帰属する四半期純利益0.93億円(同1.50億円の赤字)となりました。

通期計画に対する進捗率は以下の通りです。

  • 売上高: 73.2%(前年同期の進捗実績に対し標準的)
  • 営業利益: 62.4%
  • 経常利益: 84.5%
  • 純利益: 84.5%

利益面の進捗率は8割を超えており、前年同期の巨額赤字から一転して極めて強い回復を見せています。ただし、後述する受注の落ち込みを背景に、売上高の通期達成には不透明感が残ります。

3. セグメント別のモメンタム

単一セグメント(PXBマウス事業)ながら、サービスライン別で勢いの差が顕著です。

  • 「勢い」= PXBマウス販売: 売上高8.28億円(前年同期比18.3%増)。核酸医薬や遺伝子治療分野での需要が拡大し、北米を中心に堅調な伸びを見せています。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-04 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-04 〜 2024-12
売上高 12.0億円 +5.0% 11.4億円
営業利益 68,000,000円 -1.5億円
経常利益 98,000,000円 -1.5億円
当期純利益(親会社帰属) 93,000,000円 -1.5億円
包括利益 1.4億円 -1.4億円
1株当たり当期純利益 22.94円 -37.29円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-12末 2025-03末
総資産 22.0億円 22.9億円
純資産 15.2億円 13.7億円
自己資本比率 68.4% 59.1%
自己資本 15.0億円 13.5億円

通期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 16.4億円 +6.4%
営業利益 1.1億円
経常利益 1.2億円
当期純利益 1.1億円
1株当たり当期純利益 27.13円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 0円 0円 予想
年間合計 0円 0円 予想