短信要約
1. 要点(3行)
- 損益分岐点の劇的改善: 売上高は前年同期比5.0%増の12億円に留まるも、海外不採算拠点の清算による原価・販管費の圧縮が奏功し、全ての利益項目で大幅な黒字転換を達成。
- 主力製品の明暗: 主力のPXBマウス販売が前年比18.3%増と牽引する一方で、受託試験サービスやPXB-cells販売は米製薬企業の予算抑制の影響を受け、二桁の減収と苦戦。
- 受注環境に急ブレーキ: 受注高が前年同期の15.9億円から8.1億円へとほぼ半減(約49%減)しており、足元の黒字化以上に次期以降の成長鈍化リスクが鮮明となった。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結実績は、売上高12億円(前年同期比5.0%増)、営業利益0.68億円(前年同期は1.53億円の赤字)、経常利益0.98億円(同1.46億円の赤字)、親会社株主に帰属する四半期純利益0.93億円(同1.50億円の赤字)となりました。
通期計画に対する進捗率は以下の通りです。
- 売上高: 73.2%(前年同期の進捗実績に対し標準的)
- 営業利益: 62.4%
- 経常利益: 84.5%
- 純利益: 84.5%
利益面の進捗率は8割を超えており、前年同期の巨額赤字から一転して極めて強い回復を見せています。ただし、後述する受注の落ち込みを背景に、売上高の通期達成には不透明感が残ります。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメント(PXBマウス事業)ながら、サービスライン別で勢いの差が顕著です。
- 「勢い」= PXBマウス販売: 売上高8.28億円(前年同期比18.3%増)。核酸医薬や遺伝子治療分野での需要が拡大し、北米を中心に堅調な伸びを見せています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 12.0億円 | +5.0% | 11.4億円 |
| 営業利益 | 68,000,000円 | — | -1.5億円 |
| 経常利益 | 98,000,000円 | — | -1.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 93,000,000円 | — | -1.5億円 |
| 包括利益 | 1.4億円 | — | -1.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 22.94円 | — | -37.29円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 22.0億円 | 22.9億円 |
| 純資産 | 15.2億円 | 13.7億円 |
| 自己資本比率 | 68.4% | 59.1% |
| 自己資本 | 15.0億円 | 13.5億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 16.4億円 | +6.4% |
| 営業利益 | 1.1億円 | — |
| 経常利益 | 1.2億円 | — |
| 当期純利益 | 1.1億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 27.13円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 予想 |