津田駒工業株式会社は、繊維機械(超高速ジェットルーム等)および工作用機器(NC円テーブル等)を主力製品とする産業機械メーカーです。
- 事業内容: 織機や準備機械の製造販売を行う「繊維機械事業」が売上高の約85%を占める主力です。
- 主要製品: エアジェットルーム(ZAX001neo Plus)、ウォータジェットルーム、NC円テーブル、マシンバイス。
- 主要顧客: 中国やインドを中心とした新興国の織物メーカー。主要顧客には「江蘇蘇美達国際技術貿易有限公司」(売上高の16.8%)などが含まれます。
- 競合環境: 繊維機械ではグローバルな競争が激化しており、工作機械関連事業ではEMS業界等の厳しい価格競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-11 期末、2026-02-24 提出)収益性
営業利益率
-0.2%
≧10%が優良
ROA
-0.3%
≧5%が優良
ROE
-9.0%
≧10%が優良
ROIC
-0.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-2.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-119.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-153.7%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年11月期は売上高354.47億円(前期比2.7%減)、営業損失0.79億円と赤字転落し、財務基盤の弱さが露呈している。
- 「継続企業の前提に関する重要事象」が記載されており、自己資本比率9.70%という低水準に加え、安定的利益の確保に至っていない状況が続いている。
- 主力の繊維機械事業は中国市場のスポーツカジュアル分野が支えるも、米中対立等の地政学リスクと価格競争により収益性が低下している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-11 第1四半期 、2026-04-13 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.3億円 / 予想: 7.0億円
+51.4%
売上高
実績: 69.4億円 / 予想: 360.0億円
+15.2%
3行解説
- 売上高は69億39百万円(前年同期比15.2%増)と伸長し、営業損失は1.34億円(前年同期は2.76億円の損失)へと赤字幅が大幅に縮小した。
- 受注高が全体で114億21百万円(前年同期比31.6%増)と極めて好調に推移しており、特に工作機械関連事業の受注が47.2%増と急加速している。
- 依然として「継続企業の前提に関する重要事象」が注記されており、自己資本比率は9.4%と低水準にあるものの、収益性は改善傾向にある。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-13 | 2026年11月期 第1四半期 | +51.4% | +18.4% | +140.6% | — | — |
| 2026-01-16 | 2025年11月期 通期 | — | -3.0% | -3.4% | -6.0% | -9.7% |
| 2025-10-09 | 2025年11月期 第3四半期 | -221.4% | +1.8% | -2.1% | -8.4% | -6.8% |
| 2025-07-11 | 2025年11月期 第2四半期 | -73.8% | +0.2% | -1.6% | -8.2% | -10.7% |
| 2025-04-11 | 2025年11月期 第1四半期 | +40.6% | -2.2% | +1.4% | -5.8% | -11.1% |
| 2025-01-16 | 2024年11月期 通期 | — | +6.5% | -7.7% | -9.0% | -9.6% |
有価証券報告書
2026-02-24 有価証券報告書-第115期(2024/12/01-2025/11/30)
2025-02-27 有価証券報告書-第114期(2023/12/01-2024/11/30)