株式会社帝国電機製作所は、世界トップクラスのシェアを誇る「キャンドモータポンプ」を主力製品とする産業用ポンプメーカーです。完全無漏洩(液漏れしない)構造を強みとし、石油化学、化学、原子力、半導体、冷凍機業界など、危険液や極低温液の移送が不可欠な重要インフラ設備に製品を供給しています。競合環境については、グローバルで複数の競合が存在するものの、長年の実績に基づく高い信頼性と、受注生産によるきめ細やかな設計・サービス体制により、リーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
19.8%
≧10%が優良
ROA
14.3%
≧5%が優良
ROE
11.6%
≧10%が優良
ROIC
12.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
24.0%
≧10%が優良
EPS成長率
26.2%
≧10%が優良
3行解説
- 主力のポンプ事業が国内・米国・インドの化学および原子力向けに好調で、売上高305億円(前期比4.5%増)、営業利益60億円(同24.0%増)と増収増益を達成。
- 不採算の電子部品事業(旧・平福電機製作所)を2024年12月に事業停止し、主力であるキャンドモータポンプへ経営資源を集中させる構造改革を断行。
- 中期経営計画にて「3ヶ年累計の総還元性向100%」を掲げ、当期は24.7億円の自己株式取得と配当110円(前期92円)を実施する極めて積極的な株主還元姿勢。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 17:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 11.6億円 / 予想: 50.0億円
-10.2%
売上高
実績: 62.3億円 / 予想: 275.2億円
-10.2%
2Q
営業利益
実績: 23.9億円 / 予想: 50.0億円
-11.7%
売上高
実績: 136.4億円 / 予想: 275.2億円
-5.2%
3Q
営業利益
実績: 36.4億円 / 予想: 50.0億円
-14.7%
売上高
実績: 212.9億円 / 予想: 275.2億円
-3.3%
通期
営業利益
実績: 49.8億円 / 予想: 未開示
-17.7%
売上高
実績: 290.9億円 / 予想: 未開示
-4.8%
3行解説
- 2026年3月期は、米国・中国市場の停滞や子会社の事業停止により売上高290.91億円(前期比4.8%減)となったが、投資有価証券売却益等の特別利益計上により、当期純利益は43.41億円(同13.9%増)と増益を確保。
- 中期経営計画に基づく総還元性向100%の方針を背景に、期末配当を当初予想から増額し、年間配当は133円(前期比23円増)を達成。
- 次期(2027年3月期)は、高水準の受注残と米国市場の回復により売上高310.10億円への増収を見込む一方、原材料・人件費の増大により営業利益は50.20億円(同0.7%増)と横ばい圏内の推移を予想。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -17.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | -14.7% | +0.3% | -2.6% | +0.3% | -4.8% |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | -11.7% | +0.4% | -2.5% | -2.2% | -3.9% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | -10.2% | -0.4% | -4.3% | -10.2% | -10.7% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | +24.0% | +1.7% | +9.2% | +7.3% | +4.0% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +13.1% | +0.7% | +4.5% | +10.2% | +1.5% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第121期(2024/04/01-2025/03/31)