短信要約
1. 要点(3行)
- 本業の苦戦と最終益の急伸: 売上高(前年同期比3.3%減)および営業利益(同14.8%減)は減収減益となったが、投資有価証券売却益などの発生により、親会社株主に帰属する四半期純利益は33.3億円(同30.0%増)と大幅な増益を達成。
- 地域別の明暗が鮮明: 半導体市場(生成AI関連)が牽引するアジア向けは堅調(5.1%増)な一方、米国の関税政策や中国経済の低迷を受け、日本国内(12.7%減)や欧米市場が伸び悩んだ。
- 事業構造の集中と選択: 子会社の事業停止に伴い「ポンプ事業」の単一セグメントへ移行。不採算領域を整理し、コア事業であるキャンドモータポンプへの経営資源集中を加速させている。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の着地は以下の通りです。
- 売上高: 212.8億円(前年同期比3.3%減)
- 営業利益: 36.4億円(同14.8%減)
- 経常利益: 39.7億円(同12.4%減)
- 四半期純利益: 33.3億円(同30.0%増)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高:77.3%(前年同期実績 80.0%)
- 営業利益:72.9%(同 70.6%)
- 純利益:90.2%(同 67.4%)
売上高の進捗は前年を下回るものの、営業利益は計画に沿った推移。純利益に関しては、投資有価証券売却益(8.6億円)や前年同期に計上した関係会社整理損(6億円)の反動増により、第3四半期時点で通期計画(37億円)の9割を超えており、超過達成が濃厚な勢いです。
3. セグメント別のモメンタム
今期より「ポンプ事業」の単一セグメントとなりましたが、所在地別の売上動向に顕著な差が出ています。
- アジア(勢い:あり): 売上高90億円(前年同期比5.1%増)。生成AI普及に伴うデータセンター向け等の半導体市場の需要が堅調に推移しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 212.9億円 | -3.3% | 220.1億円 |
| 営業利益 | 36.4億円 | -14.8% | 42.7億円 |
| 経常利益 | 39.7億円 | -12.4% | 45.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 33.4億円 | +30.0% | 25.7億円 |
| 包括利益 | 24.9億円 | -16.2% | 29.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 200.9円 | — | 145.83円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 417.3億円 | 424.0億円 |
| 純資産 | 337.7億円 | 335.0億円 |
| 自己資本比率 | 79.0% | 77.2% |
| 自己資本 | 329.8億円 | 327.4億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 275.2億円 | -9.9% |
| 営業利益 | 50.0億円 | -17.4% |
| 経常利益 | 51.2億円 | -18.7% |
| 当期純利益 | 37.0億円 | -2.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 222.77円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 41円 | 55円 |
| 期末 | 69円 | 55円 予想 |
| 年間合計 | 110円 | 110円 予想 |