小森コーポレーション 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 受注高の大幅増と過去最高の受注残: 証券印刷機の大型案件獲得やパッケージ向け需要の拡大により、年間受注高は前年比32.1%増の1,308億円と急騰。これが2026年3月期の売上増への強い先行指標となっている。
  • 収益性の劇的改善: 売上高は6.5%増の1,110億円に対し、営業利益は45.3%増の71億円と大幅増益。品目別構成(プロダクトミックス)の改善と原価率の低減が利益を押し上げた。
  • M&Aによるパッケージ事業の強化: 米国のBernal社およびCPS社の買収を完了。従来のオフセット機頼みから、成長市場であるパッケージ印刷および消耗品(ダイツール)によるストック型ビジネスへの転換を加速させている。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の着地は以下の通りです。

  • 売上高: 1,110億50百万円(前年同期比 6.5%増)
  • 営業利益: 71億18百万円(同 45.3%増)
  • 経常利益: 76億17百万円(同 12.1%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 72億48百万円(同 56.2%増)

分析と勢いの変化: 前期の営業減益(14.3%減)から一転し、大幅なV字回復を遂げました。特筆すべきは受注の勢いで、通期の受注高1,308億円は売上高を約200億円上回っており、次期計画(売上高1,245億円、営業利益91億円)に対する達成の蓋然性は極めて高いと判断されます。

3. セグメント別のモメンタム

  • 日本(勢い:強): 売上高827億円(7.6%増)、セグメント利益70億円(58.8%増)と極めて好調。補助金による投資促進や高付加価値機の需要が牽引。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 1110.5億円 +6.5% 1042.8億円
営業利益 71.2億円 +45.3% 49.0億円
経常利益 76.2億円 +12.1% 68.0億円
当期純利益(親会社帰属) 72.5億円 +56.2% 46.4億円
包括利益 45.0億円 -62.5% 119.8億円
1株当たり当期純利益 136.62円 86.79円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1729.2億円 1675.9億円
純資産 1155.0億円 1144.7億円
自己資本比率 66.8% 68.3%
自己資本 1155.0億円 1144.7億円
1株当たり純資産 2,176.81円 2,157.34円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.3% 4.2%
ROA(総資産経常利益率) 4.5% 4.1%
売上高営業利益率 6.4% 4.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 170.2億円 -80.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -47.8億円 4.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -43.1億円 -48.7億円
期末現金及び現金同等物残高 574.0億円 496.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1245.0億円 +12.1%
営業利益 91.0億円 +27.8%
経常利益 89.0億円 +16.8%
当期純利益 64.0億円 -11.7%
1株当たり当期純利益 120.62円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 15円 20円
期末 45円 48円
配当性向:当期 49.8% / 前期 69.1% 純資産配当率:当期 3.1% / 前期 2.9%