株式会社ジャノメは、1921年創業の日本を代表する家庭用ミシンメーカーです。世界初の家庭用刺繍ミシンを開発するなど高い技術力を持ち、現在はミシンを中心とした「家庭用機器事業」に加え、ミシン製造で培った精密技術を応用した「産業機器事業(サーボプレス、卓上ロボット、ダイカスト製品)」、および「IT関連事業」を柱としています。売上の約7割を海外が占めるグローバル企業であり、ブラザー工業やシンガーといった競合と世界市場で争っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
6.1%
≧10%が優良
ROA
4.4%
≧5%が優良
ROE
5.1%
≧10%が優良
ROIC
5.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
29.6%
≧10%が優良
EPS成長率
64.4%
≧10%が優良
3行解説
- 家庭用ミシン事業の収益性改善(セグメント利益57.3%増)により、連結売上高は微減(363億円)ながら、親会社株主に帰属する当期純利益は58.7%増の17.9億円と大幅な増益を達成。
- 産業機器事業は、ダイカスト事業の需要減により4.2億円の営業損失を計上し足かせとなっているが、新中期経営計画「Move! 2027」にてインド・中国市場への注力と黒字化を急ぐ。
- DOE3%以上かつ連結配当性向40%以上を掲げ、4.9億円の自己株買いと141万株の消却を実施するなど、資本効率向上と株主還元を一段と強化している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.2億円 / 予想: 25.0億円
-75.5%
売上高
実績: 80.0億円 / 予想: 400.0億円
-7.9%
2Q
営業利益
実績: 4.1億円 / 予想: 13.0億円
-55.4%
売上高
実績: 174.9億円 / 予想: 350.0億円
-2.7%
3Q
営業利益
実績: 10.8億円 / 予想: 13.0億円
-23.3%
売上高
実績: 285.0億円 / 予想: 350.0億円
+5.7%
通期
営業利益
実績: 19.1億円 / 予想: 未開示
-14.1%
売上高
実績: 389.7億円 / 予想: 未開示
+7.2%
3行解説
- 2026年3月期は売上高が前年比7.2%増の389.68億円と増収を確保した一方、減損損失3.79億円の計上等により親会社株主に帰属する当期純利益は67.1%減の5.9億円と大幅な減益。
- 家庭用機器事業やIT関連事業(過去最高益)は堅調だったが、産業機器事業において原材料価格高騰の影響を受け、5.43億円の営業損失を計上し赤字幅が拡大。
- 2027年3月期は売上高420億円、当期純利益20億円(238.8%増)とV字回復を見込み、年間配当は前期比5円増の60円へと増配を予想。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -14.1% | — | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -23.3% | -1.6% | +3.2% | +14.5% | +6.0% |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | -55.4% | -0.4% | -0.1% | +0.2% | -1.5% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -75.5% | -0.5% | -7.4% | -3.0% | -13.0% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +29.6% | +0.0% | +1.3% | -0.2% | -5.0% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | +61.2% | +0.1% | -2.6% | +2.8% | +14.6% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第99期(2024/04/01-2025/03/31)