HANATOUR JAPAN 事業分析

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有価証券報告書(2024-12 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社HANATOUR JAPANは、韓国最大手の旅行会社を親会社に持つ、訪日外国人旅行客(インバウンド)向け地上手配の最大手企業です。

  • 事業内容: 韓国、東アジア、東南アジアからの訪日客に対する旅行手配(旅行事業)、貸切観光バスの運行(バス事業)、および「Tマークシティホテル」ブランド等の運営(ホテル等施設運営事業)の3本柱を展開しています。
  • 主要顧客: 親会社のHANATOUR SERVICE INC.に対する売上高が約9.9億円(全体の14.9%)を占めており、親会社グループからの送客が重要な収益基盤となっています。
  • 競合環境: 既存の大手旅行会社に加え、急成長するOTA(オンライントラベルエージェント)や、生成AIなどのIT技術を活用した新規参入企業、さらには「C to C」の宿泊サービス等と激しい競争環境にあります。

2. 要点(3行)

  1. 訪日客の急回復と円安を背景に、売上高66.6億円(前年比29.3%増)、営業利益17.3億円(同111.3%増)と劇的な増収増益を達成。
  2. 団体ツアー依存から個人旅行(FIT)向けポータルサイト「Gorilla」へのシステム投資、および東南アジア・欧州への市場多角化により収益構造の転換を推進。
  3. 利益剰余金の欠損填補を経て、1株当たり30円の復配を決定。自己資本比率も32.4%まで急速に回復し、財務の健全性が大幅に向上。

3. 業績・収益性のトレンド

  • 業績: 売上高は66.6億円(前期比29.3%増)、営業利益は17.3億円(同111.3%増)、経常利益は16.4億円(同114.5%増)と、すべての段階利益で過去最高水準の大幅な増益となりました。

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  • 🔒 業績・収益性のトレンド
  • 🔒 事業セグメント別の明暗
  • 🔒 成長戦略の具体性と進捗
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  • 🔒 株主還元姿勢
  • 🔒 キャッシュフローの質
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市場ポジション

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  • 🔒 収益性・効率性・成長性・回転・安全性・割安の6カテゴリ別スコア(市場内・業種内)
  • 🔒 各指標の市場内・業種内ランキング(例:営業利益率 12位 / 1,100社)
  • 🔒 レーダーチャートによる強み・弱みの一覧

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2020年12月期2021年12月期2022年12月期2023年12月期2024年12月期
連結経営指標等
売上高 9.5億円 8.6億円 20.1億円 51.5億円 66.6億円
経常利益又は経常損失(△) -25.3億円 -19.6億円 -14.0億円 7.7億円 16.4億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) -28.6億円 -19.7億円 -6.6億円 12.2億円 16.3億円
包括利益 -28.6億円 -19.7億円 -6.6億円 12.2億円 16.3億円
純資産額 17.8億円 13.1億円 6.5億円 18.5億円 34.8億円
総資産額 105.8億円 99.9億円 89.2億円 96.8億円 107.4億円
1株当たり純資産額 160.27円/株 101.91円/株 49.7円/株 147.11円/株 276.98円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) -262.75円/株 -178.33円/株 -52.36円/株 97.32円/株 129.6円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 97.32円/株
自己資本比率 16.5% 12.8% 7.0% 19.1% 32.4%
自己資本利益率 -87.1% -130.1% -69.1% 98.9% 61.1%
株価収益率 1937.0% 1151.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー -11.6億円 -10.2億円 -6.8億円 12.9億円 18.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 76.5億円 -0.0億円 2.7億円 -0.7億円 -3.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -59.5億円 9.7億円 -6.0億円 -11.0億円 -8.9億円
現金及び現金同等物の残高 29.1億円 28.6億円 18.6億円 19.8億円 25.4億円
従業員数 17600.0% 16000.0% 21100.0% 29000.0% 30700.0%
平均臨時雇用人員 6000.0% 1900.0% 1800.0% 2500.0% 2900.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 35.7億円 46.5億円
固定資産 61.1億円 60.8億円
資産 96.8億円 107.4億円
負債の部
流動負債 29.6億円 28.2億円
固定負債 48.7億円 44.4億円
負債 78.3億円 72.6億円
純資産の部
株主資本 18.4億円 34.7億円
評価・換算差額等 0.1億円 0.1億円
新株予約権 0.0億円
純資産 18.5億円 34.8億円
負債純資産 96.8億円 107.4億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 51.5億円 66.6億円
売上原価 13.7億円 14.6億円
売上総利益又は売上総損失(△) 37.8億円 52.0億円
販売費及び一般管理費 29.6億円 34.7億円
営業利益又は営業損失(△) 8.2億円 17.3億円
営業外収益 0.4億円 0.1億円
営業外費用 1.0億円 1.0億円
経常利益又は経常損失(△) 7.7億円 16.4億円
特別利益 0.3億円 0.1億円
特別損失 0.3億円 0.1億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 7.7億円 16.5億円
法人税、住民税及び事業税 0.0億円 0.0億円
法人税等調整額 -4.5億円 0.2億円
法人税等 -4.5億円 0.2億円
当期純利益又は当期純損失(△) 12.2億円 16.3億円
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 12.2億円 16.3億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 12.9億円 18.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -0.7億円 -3.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -11.0億円 -8.9億円
現金及び現金同等物に係る換算差額 0.0億円 0.0億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1.2億円 5.6億円
現金及び現金同等物の残高 19.8億円 25.4億円
現金及び現金同等物の残高 19.8億円 25.4億円